わんにゃん支援活動
2015年03月31日
みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「特定非営利活動法人C.O.N」さまより活動レポートが届きました。
「尼崎市動物愛護基金」のPR、動物愛護フェスティバルに参加しました。
◆2014年10月5日(日)
『日本版アニマルポリスの実現に向けて』を開催しました。
~ともに生きる未来を創る~
「ねこ」に困っている人はたくさんいます。 「ねこ」にエサを与えている人もたくさんいます。 地域を巻き込んで、両者の間にはいつも「対立」がつきものでした。 「エサをやるな!」「可哀想でしょう!」 そんな言い争いで解決するのなら、何十年も対立は続きません。
考えてみてください。 困っている人は、猫を減らしてほしいと思っているし、 それは、エサをやっている人も同じはず。 高い費用がかかっても、ノラ猫の不妊手術をしている人たちは、 「野良ねこを増やしたくない、減らしたい」と心から願っています。 互いの考えは一致しているのです。 いつまでも、対立している必要はありません。
ただし、私達はその事を上手に伝え、 話し合う努力をしなければなりません。 そうすれば必ず解決はみえてきます。
C.O.Nのメインの活動は、ノラねこ問題を解決するための地域のサポート。 本日も、ねこでお困りの地域の皆さんに集まっていただいて、動物愛護セン ターの職員さんと相談会を実施しています。
地域の皆さんのお困りレベルはとても高く、色々な意見が噴出しましたが、 まずはこれ以上ノラねこを増やさないようにということで、TNRを実施す ることになりました。
現地調査を実施すると、この地域では、これまで、飼い主のいない猫たちの不妊手術がほとんど手つかずでした。しかも、不妊手術をせず、放し飼いになっ ている飼い猫もとても多いことが判ってきました。
いくらTNRを実施しても、これではいつまでたっても問題は解決しません。 第一回目のTNRを終了し、今後は飼い猫ルール(適正飼育)について、自治会ぐるみでPRしていくことになりました。
今回のTNRで私達の目の前にヨロヨロと現れた1頭の子猫。 住人の方によると、兄弟ねこはみな死んでしまい、最後に残ったこの子猫も、皮膚病の母猫に寄り添い、日に日に弱っていたそうです。 保護から20日、治療もかなわず「ハル」と名付けた小さな命は、静かに消えていきました。
平成24年度、全国の自治体に引き取られた猫の総数は、14万9,668頭。 そして、13万2,981頭が殺処分されました。 そのうちの7万9,247頭がハルのような幼い子猫たちです。
<ご支援くださっているみなさまへ>
私達がわがもの顔で暮らす社会。その片隅に在る小さな命たちに、これからもどうぞ思いを寄せてください。 人と動物が共に生きる社会へ、その道のりを見守っていただければと思います。ご支援、本当に有難うございました。