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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年04月01日

「アニマルレスキューシステム基金(ARSF)」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「アニマルレスキューシステム基金(ARSF)」さまより活動レポートが届きました。


(実施場所:福島県 拠点:フクシマスペイクリニック(白河市)/神戸市)

1. 福島県での被災動物救援のためのクリニックプロジェクト延長を決定することができ、原発 20~30km圏の村や津波被害の大きかった沿岸部をボランティアが更に調査しています。
山間部の「飯舘村(いいたてむら)」単独で、クリニックの動物の受け入れ数が399匹に達しています。(10月末時点で2393匹に不妊去勢手術を実施。内半数以上は原発20~30km圏)



2. どうぶつ救援本部(現 全国緊急災害時動物救援本部)を7月17日東京地裁へ提訴した 原告らを法的にバックアップ。同問題は毎日放送の報道番組「VOICE」で同月16日、17日 連日放送。
 ①現地調査を十分に行わず義援金2億円を1年半以上塩漬けにした行為 
 ②塩漬けにした2億円の義援金を使用せず、半ノラ・ノラたちを救助の対象外とした行為 に対する過失(注意義務違反)を問うた民事訴訟。係争中。
ARK(アニマルレフュージ関西 エリザベス オリバー代表)と共に原告4名(寄付者や元どうぶつ救援本部の登録ボランティアら)を支援しています。



3. その他
神戸市で2013年4月期まで6年半行ったクリニック事業の成果の検証後、クリニック拠点であった灘区(人口135,888人)での飼い主不明の仔猫の処分数が1まで減少(2014年 8月期まで)していましたが、同年9月期に突然「負傷保護」した動物としての処分が多数記録されました。
神戸市動物管理センターでの全体引取り数が減る中、本件の詳細な調査を進めたところ、市全域で負傷していない仔猫を獣医学的な根拠なく前年度第一第二四半期比で3倍強の272匹を処分していたことが判明したため、神戸市に強く抗議するとともに、兵庫県の「動物 の愛護及び管理に関する条例28条第一、第二項」の違反の疑いで、弁護士と連携し法的な 対応を検討し始めました。幼齢猫=自活不能=負傷動物という神戸市の判断の大幅な改善 を目指します。




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川内村のテン 間違いなく原発事故後に生まれた生後4か月の仔犬です。母犬もすべて フクシマスペイクリニックで手術されました。
(2014年8月24日)



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人の集まるところには必ず猫がいる。こういう状況ではノラ・半ノラ・ペットなどは単に人間の 決める区分でしかなく、この子が繁殖の原因になる事実は変わらない。 まだまだ村には不妊去勢の施されていない動物たちがいる。
(2014年10月13日)



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原発に近い村や津波被害の地区にとどまらず、クリニック(白河市)周辺でも当然TNR (捕獲・不妊去勢・返却)活動は行われました。人口約6万人の白河市だけで266匹。 クリニックの存在は手術の需要がどこにでもあることを証明しています。
(葛尾村 2014年9月15日)

■支援者へのメッセージ

災害時にはノラ・半ノラ・ペットが混在して過剰繁殖を繰り返します。世界中から寄せられる義援金が、当局(公益法人の寄り集まりや自治体による無責任な名義貸しによって出来た臨時組織)によって、長年「弱者外し」されていた実態が明らかになってきました。
被災動物とは何かを問うと共に、混乱する被災地での初期段階で将来の処分・遺棄を大幅に回避する手法として、初回の出産予防(早期不妊去勢手術)の必要性を強く訴えていきます。


アニマルレスキューシステム基金(ARSF)
http://www.animalrescue-sf.org

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