わんにゃん支援活動
2015年04月02日
みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「NPO法人キャットネットかまくら」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:神奈川県)
エピソード1
キャットネットかまくら活動パネル展示(2014/5/27から1週間)
鎌倉駅バスターミナル側東口と、市役所側の西口を結ぶ地下通路の展示場は、年間数十万の通行客の目に触れる施設で、公共性が高く、商業目的の使用は出来ません。 今回で3回目になる私達NPOの活動パネル展示は鎌倉市環境保全課の動物事業広報の一環として行われました。
「動物の愛護及び管理に関する法律」で定める飼育動物として、また人の愛情と理性により管理されるべき「猫」が、ノラ猫として街中に沢山いる現実は、日本人の文化の中で大きく遅れている部分です。 がしかし、今から15年より少し前に横浜市磯子区で誕生した「地域猫活動」は、そのノラ猫達を理性的・人道的に管理する為の画期的な方法で、今や全国行政の猫問題解決基本策となっています。
その「地域猫」の生みの親で獣医師の黒澤泰先生は鎌倉市民と言う事もあり、鎌倉で活動する私達NPOは多分、他所の団体よりもより多く黒澤先生からの教えを受けています。 当然の事ながら、私達はこの街鎌倉を「日本最先端の動物文化都市」にしたいとの強い熱意を持って活動しています。
エピソード2
2014年8月に鎌倉市二階堂の絵柄天神前で保護された約2か月齢のキジ白カイチャン里子へ!
天神前のお寿司屋さんからの救助要請で現場に付いた時、息も絶え絶え路上に横たわり、両目とも猫カゼの眼ヤニで固まり、せっかく生まれて来たその命は風前の灯の様に思えました。
保護してからもヘルペスウイルスの影響が強く残り、入退院を繰り返しました。 ところが、こんな問題を抱えながらも、カイチャンは飛切りの良い子(猫)。 多少の甘がみはしますが自立していて人見知りせず、良く甘え、良く食べ、良く遊び・・・。 里親希望で面会に見えたTさんは一目ぼれ!
更に1か月の入院治療を経て全快の診断。 晴れてTさんの家族に迎えられました。
kaichanとTさん お隣に娘さん家族が住い、お孫さんが毎日カイチャンに会いに来ます。
別件の里親さんです。 みんな幸せそうな顔です。
エピソード3
不妊手術で集団捕獲された子猫(4か月齢)が意識不明・下半身マヒ!
10月初旬に10年来お世話になっている獣医さんにTNRで入院した10頭の猫の内、♀3か月齢猫1頭が意識不明との連絡を受け、面会して状況説明を受けた後、入院加療をお願いしました。
約1か月が経過した本報告書作成時点の症状は、意識は回復、マヒ状態は改善されているものの、退院出来る状態には無いとの事なので、信頼を置く先生に継続して加療をお願いしています。
■支援者へのメッセージ
現場重視の動物救護活動の限界は、ほぼ活動予算額に比例しますので、出来るだけ多くの皆様から沢山のご支援を頂ける事が活動成果に結び付くと言う「現実的」な側面があります。
勿論私達は自らの努力により活動資金造り・調達を行いますが、これまでの皆様からのご支援に感謝しつつ、これからも尚一層のご支援を何とぞ宜しくお願いいたします。
NPO法人キャットネットかまくら
http://catnet-kamakura.jp/