わんにゃん支援活動
2015年04月01日
みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「Perro Dogs Home(ペロ・ドッグズ・ホーム)」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:東京都・神奈川県とその隣接県)
はじめての試みとして、9月に沖縄県の犬の救援を手がけました。 沖縄では飼育放棄されるなど身寄りのない犬の頭数が飽和的な状態にあり、首都圏など遠隔地での里親さん探しを余儀なくされているそうです。
沖縄で奮闘している団体「ワン's パートナーの会」さんが保護した子犬の1頭を、東京の「わんずぺ~す」さんのご助力を得て当会で引き受けることができました。 新鮮で印象的な風貌の子犬でした。たいへん気性もよく、幸い新しい飼い主様に譲渡される運びとなりました。
私たちの活動スタイルからいっても、能力的に見ても、本当にささやかな頭数しか引き受けることはできませんが、今後も継続的に沖縄の犬の保護譲渡をおこなっていければと考えています。
・沖縄から空輸されてきた子犬です。とても性格のいい子でした。幸い新しい飼い主様に譲渡される運びとなりました。
神奈川県動物保護センターが2013年の「殺処分ゼロ」を達成、微力ながら私たちも貢献が認められて5月に感謝状をいただいたのですが、その直後に清掃作業員による収容犬の撲殺という痛ましく許しがたい事件がおこったのには、たいへん大きなショックを受けました。 多くの人の長期間にわたる努力と献身が、こうして一瞬に水泡に帰してしまうのかという無念を味わいました。しかし私たちには目の前の1頭ずつを、自分たちにできる範囲で救援していく以外の道はありません。
・神奈川県庁で5月に譲渡団体合同の譲渡会が開催され、黒岩知事も激励に訪れました。
・動物病院の前に置き去りにされていた子犬たち3頭(上)。2012年夏までに3頭とも新しい飼い主様にもらわれていきました。その3頭が立派な成犬となって会の秋の運動会(オフ会)で再会をはたしました(下)。活動を続けてきて本当によかったと感じる瞬間でした。
■支援者へのメッセージ
私たちがお名前もお顔も知らないたくさんの方々の寄せてくださった善意の積み重なりが、こうして私たちの手元に届き、活動の支えとなっています。それはただ金銭の問題にとどまりません。 多くの方々が犬・猫の救援活動に心を留め、応援してくださっているという事実こそが私たちの励みになっています。
私たちは日々の活動において、そのことを片時も忘れたことはありません。 ありがとうございました。 そのお礼は今後の私たちの活動によって果たさせていただきたいと思います。
Perro Dogs Home(ペロ・ドッグズ・ホーム)
http://www.perro-dogshome.com/