みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:大阪府豊能郡能勢町野間大原595)
5 月20 日、兵庫県篠山市に設けた新犬舎に福島の飼い主さんからお預かり中の子たちを含む、24 匹の犬たちが能勢から移動しました。
新犬舎はイギリスのシェルターを参考にしたもので、犬たちの安全と快適さが重視された造りになっています。
篠山に新しく建った犬舎です。床暖房が入るので、これからの季節は安心です。
そのお披露目を兼ねたARK 卒業犬の同窓会を5 月25 日に開催。今年は90 頭の犬が集まり、再会を喜び合いました。
毎年これだけ多くの犬が集合してゲームをしますが、ケンカが起きないのが驚きで、毎回感動します。
7 月12 日から一ヶ月余りに渡って、ヤナセ世田谷支店のショールームにてARK 写真展が開催されました。
通常のフレーム写真の他に、美しく並ぶメルセデスベンツの間にARK の動物たちの等身大パネルも展示され、いつもの写真展とはまた違った形でお楽しみいただくことができました。
動物業界とは全く関係のない場所で保護動物が紹介されるのは、とても意味のあること。
「こんな現実を知らなかった」という方も多いのです。
世田谷支店に続き、10 月には目黒支店でも開催され、12 月にはヤナセ本社のある東京芝浦での開催も決定。
引き続き他店舗での開催も検討くださっています。ヤナセショールームを見かけたときは、ぜひ気にかけてみてください。
ヤナセでの写真展。幹線道路に面した店舗なので、等身大パネルの犬猫たちが、渋滞中のドライバーの方々の目を惹きます。
9 月初旬、登山口にある無人小屋で野良犬が子育てをしていると連絡があり、レスキューに向かいました。
当然ながら母犬は警戒し、直接捕まえることは難しそうでしたが、母犬を保護しなければまた半年
後に子犬を出産することになってしまいます。
幸いなことに子犬たちがまだ離乳直前だったため、子犬たちを捕獲器の奥に入れ、無事母犬と一緒に保護することができました。
母犬は一旦保護してしまえば、人が好きで穏やかな子。恐らく、元々は人に飼われていたのが、妊娠したために棄てられたのでしょう。5 匹の子犬たちもすくすくと成長し、今はそれぞれが新しい家族を募集中です。
保護したばかりの母子犬。保護されてほっとした母犬は子育てよりも寝てばかりでした。
子犬の中で一番気の強い女の子、ネブラ。
里親さん大募集中です。(編集部追記:現在新しい里親さんが見つかったそうです。)
この期間中のリホーム(里子に出ること)数は、犬65 頭、猫42 頭。そして福島の飼い主さんの元へ帰ることができた震災犬が1 頭いました。
後日頂いたお便りには、3 年ぶりに飼い主さんの元で過ごすその子の写真が入っており、とても穏やかな表情に幸せがにじみでていました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも沢山の方からのご支援を賜り、本当にありがとうございます。
先日、アークで13 年半暮らした犬がリホームしました。生きていれば可能性はあるものだとつくづく感じ
ます。こうして長期に渡って動物たちの保護活動ができるのも、皆様のご支援あってのことです。この
場をお借りし、心より御礼を申し上げます。
一つでも多くの命を繋げるよう、これからも活動を続けて行きたいと思っておりますので、引き続きご支
援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
「特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」
http://www.arkbark.net