みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「ちばわん」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:千葉・東京・神奈川を中心に、全国)
期間中の犬猫の保護および譲渡数は、
◇猫の横浜動物愛護センターからの引出数:31頭
◇猫の譲渡数(トライアル中の子、センターからの引出以外の子も含む):44頭
◇犬の千葉県動物愛護センター(本所)からの引出数:146頭
◇犬の譲渡数:153頭
でした。
10月12日に開催された、湘南いぬ親会参加ワンコたちです
猫のTNR活動としましては、NPO法人・犬猫みなしご救援隊と、保護活動にご理解のある獣医師団と共に、相談があった全国各地に赴き、地元のボランティアさん、市民、行政とともに協力し合い、多くの野良猫に集中的に不妊去勢手術や必要な医療処置を継続実施しております。
その結果今回は、
5月 横須賀市 35頭
6月 栃木県那須塩原市 34頭
7月 栃木県那珂川町 173頭
9月 九州(熊本・佐賀・高島) 265頭
10月 栃木県 53頭
の、計560頭(犬も少数ながら含む)
更に10月には千葉県袖ケ浦市にて、現場の餌やりさん方、指定管理者、そこで清掃作業をしている方、他団体メンバーなどと協力しあい、TNR活動のお手伝いと費用一部負担をしながら、計51頭の不妊化手術を施すことが出来ました。
避妊去勢済みの地域猫、"愛され猫"である印の耳先カットです。
このような耳をした野良猫をどこかで見かけることがありましたら、心ある方が避妊・去勢手術を施し、一代限りの命を全うすべく生きている猫であることを理解し、どうか暖かい目で見守ってあげて欲しいと思います。
その他6月21日には、「ノー・ヴォイス」ちばわん自主上映会が、船橋市の市民文化創造館で開催され、ご来場いただいた方は全部で120名ほどにもなりました。
この映画は、「犬や猫を飼うこと」=「命の責任を預かる」ということの意味を私たちに問いかける作品です。
どのくらいの方がお見えになってくださるかとても不安でしたが、たくさんの方々がご来場くださり、とてもうれしく思いました。
犬猫たちの現状を、今後も様々な形を通じ、ひとりでも多くのみなさまに知っていただきたいと思っております。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも多大なご支援を賜り、本当に感謝しております。
皆様からの温かい支え無くしては、高額医療費のかかる犬たちの動物愛護センターからの引出しや、全国各地で継続して行っております、猫の一斉手術(TNR活動)は実現しなかったかもしれません。
しかしながら、残念な事に猫の殺処分数は、ここ数年横ばいです。
多くのボランティアさん達が懸命に手術を実施しているにも関わらず、無責任な人間が後を絶たない為に殺処分数に減少が見られない都道府県が多く存在しています。
その地域に住まう方々と力を合わせ、野良猫に関するトラブルを少しでも早く解決させるため、また、殺処分数を減少させるために、短期間に集中的に多くの猫に実施しています。
更に、公の場で一斉に行う事で、多くの方の目にも止まり関心を寄せていただけます。
実際に見ていただく事で、野良猫へはこういう対策があるという事を知っていただく事にも繋がりますので、引き続き多くの場所で精力的に実施していきたいと考えております。
1頭でも多くの子達に手術を行えますよう、ひとつでも多くの命が幸せになれるよう、
今後も皆様のあたたかいお力添えをどうぞ宜しくお願い致します。
「ちばわん」
http://www.chibawan.net/