みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、
毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:神奈川県内)
【ノラ猫の傷病治療】
協会附属動物病院にて、公益目的事業として診療したノラ猫363匹の内、16匹は1週間~2ヶ月の入院治療の必要な重篤な状態でした。
【ノラ猫の不妊去勢手術】
実施期間内のノラ猫の不妊去勢手術頭数は446頭でした。その内、協会スタッフが捕獲に行った回数は9回、捕獲頭数は49頭でした。
【ノラ猫の虐待】
10月24日、裏庭に放り込まれていたという片足が切り取られた子猫の遺体が持ち込まれました。
警察と関係機関に連絡の後、麻布大学で解剖をして頂きましたところ、頭部打撲の脳挫傷で死亡後に足が切り取られていることが分かりました。
また、切断方法は鋭利な刃物で、小動物の解剖の際に用いる術式という事でした。
頭部打撲が人為的なものという特定は難しい状況でしたが、警察での見回りを強化して頂く事になりました。
【保護譲渡】
9月の動物愛護週間関連行事もあり、実施期間内の譲渡は成犬8頭、成猫9頭、子猫21頭、その他1頭の39頭でした。
保護は40頭です。保護した犬の1匹に重篤な疾病が見つかり、大学病院で手術をして頂くことになりました。
1才半の小型雑種で、飼育禁止住宅で飼ってしまった犬でした。健康そうな若い犬でしたが、血液検査を行ったところ「門脈シャント」という肝臓の病気が分かりました。
手術を行なわなければ死に至り、手術を行えば健康が取り戻せる病なので手術費用は高額ですが11月に施術を予定しています。
動物愛護週間の犬猫譲渡会風景。
雑種1歳半、血液検査の結果、門脈シャントと判明。手術に30万円ほどかかります。
今年は秋にも子猫の保護依頼が継続していました。
【今後の展望】
収益事業の更なる活性化を図り、公益目的事業へ十分に補填し拡大できるよう進めたいと思います。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも皆様からの暖かいご支援を誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
当協会では、保護譲渡の活動の他、附属動物病院ではノラ猫の不妊去勢手術や傷病治療を実費以下で行っていますが、重篤な疾病は大学病院などにお願いしなければなりません。
1匹を救うためにどこまで費用をかけられるかはとても難しい問題ですが、皆さまにご理解を頂ければ幸いです。
今後とも、皆様からご支援を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
尚、HPの他、公式ブログ、ツイッター、フェイスブックも始めましたのでお時間がございましたら、ぜひご覧ください。
「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」
http://www.kspca.jp