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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年04月13日

「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:主に長野県南部)

ハッピーテールでは長野県南信犬等管理所での犬猫の飼育譲渡ボランティア活動も行っております。
管理所からの譲渡が見込めず収容期限の迫った犬猫の引き取りも行っております。

その中の一匹の犬、セッターのエルベのエピソードを紹介させていただきたいと思います。

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2013年12月に伊那市の高遠町杖突峠から収容された雌のセッターです。
非常にやせていて下腹部に赤ん坊の頭大の腫瘍があり下痢が止まらない状況でした。
それでも人が好きで穏やかな性格。ボランティアや職員から愛されていました。
腫瘍を切除下痢の原因鞭虫の駆除を行い譲渡を待つところでしたが目の下のふくらみと鼻からの膿が止まらず、検査の結果扁平上皮癌と判明しました。
余命4カ月と診断されハッピーテールで3月に引き取り預かりスタッフの家で 余生を過ごすことになりました。
スタッフ宅のソファーでくつろぐ姿。
高原の森林を走る姿。
お花がいっぱいの庭でくつろぐ姿。

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エルベの余命は猟犬として使い捨てられた日々を補って有り余る充実したものと信じます。
そして7月4日にエルベは天国に旅立ち、今はスタッフの庭で眠っています。
春には桜やバラがエルベを見守ります。
不幸な犬猫を助けることができますのもフェリシモ様や支援くださる皆様のおかげです。
心より感謝申し上げます。

また、もう一匹の管理所引き取り犬も紹介させていただきたいと思います。

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トイプードルのプーたん雄はおそらく繁殖業者の遺棄犬です。
管理所には業者遺棄と思われる犬も多く収容されます。
2006年にハッピーテールで引き取りました。
毛玉がボロボロにぶら下がり犬種もわからないくらいでしたが、カットしてトイプードルと判明しました。

現在顎の骨折や頬の腫瘍、腎不全、心臓病などを抱え、週に1〜2回通院しながらもスタッフ宅でおだやかに老後を過ごしています。

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病を抱えた老犬老猫が穏やかに過ごせるのも皆様のご支援のおかげです。


不幸な運命をたどる所を救われた猫もいます。

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ニャータはある動物病院の院長が保健所より引き取った猫です。
引き取った理由は、手術の実験をする為でした。
それを聞いた従業員と友人であったボランティアが協力して、
2014年5月、ずっと病院のケージに入れられていたニャータを無傷のうちに引き取る事が出来ました。

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とても人なつこく可愛いニャータは、ハッピーテール譲渡会で優しい方とめぐり会い現在幸せに暮らしています。


<ご支援くださっているみなさまへ>

いつも応援して頂きありがとうございます。
保護犬保護猫たちがこうして人の温もりを感じながら暮らせるのも、皆さまやフェリシモ様のご支援のお陰です。スタッフ一同、感謝申し上げます。
今後とも不幸な犬猫を救う為の活動をしていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。


「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/
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