みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、
毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ
「NPO地域猫啓発団体ねこ☆にゃらーず」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:愛媛県松山市と近郊)
現在、毎週猫の譲渡会開催がメインとなっております。
屋外開催のため天候に左右されますがほぼ毎週開催しております。
行政から引き取った子猫や餌やりさんから頼まれた捨て猫の保護からの里親探しが2014年5月から10月までのメイン活動となりました。
その間に負傷猫の保護や多頭飼育者のサポートを行いました。
TNR相談や餌やりさんの相談は随時行っております。
今年は子猫15匹、成猫7匹を里親探し中です。
うち子猫9匹は有難いことに早めに里親さんが決まりました。
保護して数日で死亡した子猫もいました。
保護後数日で死亡した子猫
衰弱しきった様子で最初は生後2,3ヶ月位と判断しましたが(一キロしかなかった
ため)
歯の生え代わりの最中だったため生後4ヶ月過ぎとわかりひどくぼろぼろになるまで
放置され遺棄された子猫だったようです。
助けられなかったことで印象深い子猫です。
あと親子ごと公園に遺棄された子猫達を保護しました。
大雨が降っていた6月終わりの夜に親猫と一緒に公園に遺棄されてました。
親猫ごと保護したかったのですが親猫は消息不明となりました。
大雨の夜の日に今まで世話していた親子猫を公園に捨てる人間がいる事に憤りを感じ
印象深かったです。
行政から引取った子猫達で現在の売れ残りメンバーです。
行政から引取った子猫達は持込者が親猫に餌をあげていて子猫が生まれた事によって
慌てて処分に持ち込んだようで数は9匹いました。
現在一人での活動のため全部引取ることに大いに躊躇しましたが選ぶことが出来ず全
頭引取りとなりました。
餌をあげる優しさがあるなら手術もしてくれたらいいのにと痛切に感じます。
行政から引き上げた子猫達をみるたび
「あのとき引き上げなかったら唯の骨になったんだ」
と思うと引き上げた後悔はありません。
譲渡については成猫に関してはまったく動かない状況です。
子猫でメスを欲しがる傾向が今年は強く、苦戦中です。
飼育不適者からの申し込みがとても多く対応に骨を折ることが多かったです。
まだまだ動物を飼育する心構えが低い人が多いので「啓蒙」に力を入れていきたい
ところです。
里親探しが保護活動をするなかで一番「しんどい」事ですが「何のために保護したの
か?」
という原点に帰って審査を緩めることなく頑張っていきたい所存です。
<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援頂きまして心より感謝しております。
現在一人での活動のため大きなことは出来ませんが、コツコツ地道に保護活動やTNRをしていきたいと思っています。
できれば行政からの引取りも継続して頑張っていきたいのでこれからもご指導ご支援
よろしくお願い致しします。
「NPO地域猫啓発団体ねこ☆にゃらーず」
http://blog.goo.ne.jp/neko-nyarazu