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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年09月29日

「認定NPO法人TSUBASA」さまの活動レポート(2014-15後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:埼玉県新座市

TSUBASAはレスキュー団体ですので、飼えなくなった鳥を引き受け新しい里親を探す活動をしています。
飼えなくなる理由は様々で、妊娠・結婚・引越し・高齢化・ご病気など挙げだすときりがありません。
同じ鳥でも、日本の野鳥ではないためインコオウムは全てが飼われていた鳥であり、 野生には帰ることができない生き物です。
全ての別れがつらいものですが、中でもつらいのは緊急時のレスキューです。
2015年1月に80歳を超えた高齢者が亡くなり、空家の中に2~3週間放置されたインコがいることに たまたま訪れた水道業者様が気付きました。
その鳥は、死を待つだけの状況でした。幸いにも、水道業者様の計らいでTSUBASAに連絡が入り、 緊急でレスキューをすることになり一命を取り留めました。

tubasa2015L-1.jpg
その鳥の推定年齢は、20歳以上。
(大家さんが覚えているだけでも、飼い主様と鳥は20年以上一緒に住んでいたとのこと)

大型のインコの寿命は、50年~100年あると言われています。
助かったのでよかったと思いますが、20年以上連れ添った大切な家族との別れはどれだけつらかっただろうと思います。
置いていかざるを得なかった飼い主様も、さぞおつらかったことと思います。
よくしゃべる鳥で、「おでかけ」「こんばんは」と元気よく言っています。
性格も穏やかで、飼い主様と話していなくて愛情を注がれていたことが透けて見えるようです。

tubasa2015L-2.jpg
施設の中庭の写真です。鳥達が自由に飛び回る事が出来ます。

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ボランティア様が鳥達のお世話をしている所です。


<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちは、「手放された鳥達の未来のため、そして手放さずに済む未来のため」様々な取り組みをしています。
今回の緊急レスキューのような形でやってきた命であっても、もう一度新たな家族の元へ送り出すことも私たちにとって大切な使命です。
そして、高齢者が亡くなる前にSOSを言える状況を作り出すことや、お世話をする方々に命の責任を伝えていくことで手放すケースを減少させる活動も行っています。
今後も、里親を探す活動そして勉強会や啓発のための活動を進んで行っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ここまでお読みくださいました皆様、ありがとうございました。


「認定NPO法人TSUBASA」
http://www.tsubasa.ne.jp/
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