フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:東京都世田谷区
年末の27日に突然 埼玉県加須市で34匹の犬が餓死寸前とのSOSが入りました。
飼い主には事情がありフードを買う費用が調達できなくなり、もう9日間餌をあげていないとの事です。
早速 スタッフが現場へ行き確認致しましたところ、34頭の中型雑種犬が骨と皮だけで生きており、 生まれた子犬はすべて食べられてしまうとの事で、子犬は一匹もいませんでした。
現実はさらに悲惨な事になっており、 29日に一匹が餓死もしくは衰弱死、30日に同じく一匹が亡くなってしまいました。
その後 保健所と共同で飼い主の所有権放棄の説得にあたりましたが同意は中々してもらえませんでした。
平行して医療ケアだけの許可は得ましたので、全頭の医療ケアを行いました。30年に渡る近親交配の影響により、全盲の子、慢性腎臓炎の子、先天性の心臓の悪い子、骨折している子がおり、フィラリア検査の結果、30頭は強陽性、入院の長い子は三ヶ月に及びました。
今も体調の悪い子が大勢います。診察を受けながらがんばっている姿をみますと、少しでも楽にすごさせてあげたいと思わずにいられません。
診療中
シャンプー
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも応援を有難うございます。
お陰さまでどの子もきちんと医療ケアを受けさせてあげる事が出来ています。
ボロボロだった犬猫が預かり宅へ移動して、日に日に元気に可愛くなっていきます。
処分の憂き目にあう子たちが一匹でも少なくなるようにと願いながら活動に励んでまいります。
今後ともよろしくお願い致します。
「日本動物生命尊重の会」
http://www.npo-alis.org/