フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:仙台市泉区
●バザー開催
4月23日、24日に開催された仙台ローズガーデン様のイベント「春のバラ祭り」に参加させていただきバザーを開催しました。2日間とも好天に恵まれ大勢の方々にバザー品の購入や募金にご協力いただきました。今回は熊本の震災で被災した動物たちの為に寄付金も募りました。5年前に被災を経験したからこそ、現地は大変な状況にあると手に取るようにわかります。微力ながら私達ボランティアができることを始めています。
街頭募金活動は毎月、第2、第4日曜日に行っております。いつもたくさんの方々に募金や支援物資のご協力をいただいております。
●猫ハウス再開
犬舎のリフォームするとき猫ハウスの子たちは一時、全員ボランティア宅に預かってもらっていました。
その間にキング君、はなちゃんの旅立ちがありました。
ななちゃんはそのままボランティア宅にお世話頂いています。犬舎に猫ハウスを再開するために、またまた改修工事を行い晴れてケントチームが戻ってきました。
そこへ保護した月夜ちゃんが加わり只今4頭で仲良く暮らしております。冷暖房完備となり快適となった新たな猫ハウスで、凍てつく寒さもなんのその!これからの夏も元気に乗り切ってくれると思います。
●保護犬快君
快君は4年前、飼い主の暴行で頭に瀕死の重傷を負いました。奇跡的に助かり、快君にもなんとか幸せになってもらいたくて当会が保護していました。すごい目にあっても人が大好きな快君。ボランティアの癒し的存在です。
その快君は一人のボランティアさんが引き取ってくれ、今では家庭犬としての幸せな生活を送っています。
良かったね、快君!
●TNR活動
学生寮の住み込みの管理人夫婦の奥さんが、野良猫の為に寮の前に犬小屋や箱などの寝床を作って、餌を与えていました。しかし、突然管理人を解雇されて、寮を出なければならなくなり、餌を与えていた猫を置いていかなければならなくなり、相談を受けました。とりあえず、全ての猫に避妊、去勢手術をして、地域猫としてボランティアが餌やりと見守りを続けていく事にしました。手術代は当初、管理人夫婦が負担する約束でしたが、きちんと頭数を把握していなかった為、捕獲途中で費用は出せないと言われたため、途中で辞めることはできないので、その後も捕獲を続けて来ました。7匹だと聞いていた猫の数は倍以上で、15匹の猫の避妊、去勢手術を行いました。まだ、捕獲出来ない子もいるので、今後も活動を続けて行きます。
●犬舎の様子とボランティア
この子たちをお世話しているボランティアは仕事が休みの日だったり、家事の合間だったり、忙しい時間の都合をつけて犬舎に来てくれています。旦那様のお仕事の都合で埼玉に引越されたボランティアさんは年に4,5回3週間ほど仙台に滞在されお世話に通ってきてくれています。この子たちが安心して過ごせるのは、全国のご支援してくださる皆様と愛情を持って世話をするボランティアの協力があるからです。
でも、労力以上にボランティアはこの子たちから癒しと元気をもらっています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも「150匹犬猫ボランティア」をご支援いただきありがとうございます。
2015年11月から今年の2月にかけ、15年間お世話を続けた犬、猫が相次いで亡くなりました。高齢と分っていてもお別れはとても辛いものです。最後まで精一杯お世話できたのも、多くの皆様の応援があって成しえることです。
今後とも変わらぬご支援、よろしくお願い申し上げます。
「150匹犬猫ボランティア」
http://150dcv.yu-yake.com/