フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:鎌倉市内、横浜市、藤沢市、逗子市、葉山町、三浦市、茅ヶ崎市
1 2016年2月ケガ後遺症持つ保護猫が望まれて里子に
2015年11月初めに、鎌倉の神社境内にケガをした長毛猫が来るとの連絡を受け保護しました。
放浪生活が長かったようで長毛がかなり汚れていましたが、保護してみるととても人慣れした猫で、
調べてみるとラグドールと言う猫種に間違いない様でした。
右後ろ脚ヒザ関節を脱臼した後時間が経ってしているので完治出来ないと獣医さんの診断でした。
皮膚の裂傷もあり、テーピング交換では関節部が相当痛かったらしいのですが、嫌がらずにじっと耐えていました。傷が癒えるのに2週間程かかりましたが、その間に、とても綺麗な目をした気立てのよい猫を保護中と伝えた所、Yさん(何人もの里親さんを紹介してくれた女性)が一目惚れ。
先住猫との相性チェックを済ませて2月に、Yさんに迎え入れてもらえました。
室内散歩を始めたころのものですが、カメラ嫌いなので抱き上げてのショットです。
2 里親さんをトリコにする男子チャトラ
鎌倉市材木座にある私達NPOの活動センターに貼りだした里親さん探しポスターを見て、「この猫しか居ない」と強い口調で里親申込をして来たのは活動センターからほんの100m程離れたUガラス店の奥さん。「室内飼いの柴犬がいるので・・・、でも去年亡くなった猫とはいつも一緒だったからきっと猫が好きだと思う。試しに何日か家に来てもらって・・・」との話がまとまりお試しのお届けに。
この男子チャトラは、人を全く恐れないDNA(がある様に思える)の持ち主で、唯一の心配事は犬との関係。
でも全てが杞憂。行ったその時から、犬とは同室、同席OKで、勿論Uさんとも昔からの飼主と飼猫の関係の様な雰囲気。同席のUさんの娘さんは口数少なく対応していましたが、後で聞く所によれば、チャトラの先住犬へ対応があまりにも鮮やかでいたく感激していたのだそうです。
トライアルの期間終了の12月末に正式譲渡となりましたが、トライアルが始まって以来、毎月、ハリーと命名された男子チャトラの天才的人心(飼主)操作術に眼を潤ませたおはなし(自慢話)シリーズが続いています。
里親募集ポスター用。
<ご支援くださっているみなさまへ>
保護した猫達を、良く人慣れしたレベルまで調教して譲渡する事を目標に活動していますが、逆境の中で育っても人に警戒心を持たない猫と、人への警戒心が根強く残っていて保護期間が延びる猫がいます。皆様の温かいご支援が、猫達の保護活動を後押しして頂いています事に感謝いたします。
「特定非営利活動法人 キャットネットかまくら」
www.catnet-kamakura.jp