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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年12月09日

「相模どうぶつ愛護の会」さまの活動レポート(2016-17前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:秦野市内、平塚市、座間市、綾瀬市


■「飼い主のいない猫対策」 Trap(捕獲器で野良猫を捕獲)→Neuter(不妊手術をする)→Return(元の生活場所に戻す)を重点に活動いたしました。
※TNR活動(98頭) 猫保護数:37頭・死亡1 新飼主へ譲渡数:37頭
●飼養者(認知症)が飼育放棄した犬1頭を新飼主へ譲渡
「TNR」活動をした中で、常に感じることは、その地域で住民とコミニケーションがとれなかったり、地域社会に全く無関心で猫に関わる人があるため、多くの猫も住民も苦しんでいると感じます。
反面、捕獲器の貸出し依頼が増えてきたことは、市民の動物への愛護意識が高まってきていると感じます。

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■TNR活動中、この3匹を保護することになりましたが、1匹(右端白キジ)の健康状態は良かったため、比較的早く飼主さんが決定しました。
他の2匹は目の状態が芳しくなく、しゅん膜癒着の治療に何度も通い、時間と労力、経費もかさみ、飼主さんを探すにも時間を要しました。
涙目でウルウルでしたが、鎌倉ペットオンさんで開催される里親会へも連れて行きましたが、飼い主さんは見つからず、抱えるしかないと覚悟を決めていましたところ、鎌倉を拠点に活動されている「保健所の犬猫を救う会」さんのご紹介で、ご理解ある飼主さんにめぐり合うことができました。


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■そんな経緯でこの2匹(茶トラとキジトラ)は温かな家族と共に、「チャチャとマールと名付けられ、2匹でじゃれあい良く遊んでいるそうです。
「よく食べ、よく飲みたくさん出して、まったりしています。10月11日にこの2匹の去勢手術が終わりました。経過も大丈夫そうです。気のせいか、前より活発になったような!?無事に終わって、ホッとしています。近いうちに、書類を送ります。」という近況をいただきました。


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■8月7日、市民より「一戸建て2階のベランダに四六時中出され、炎天下にあえいでいるポメラニアンを助けてもらえないか。」という通報でした。
これでは拷問です。一刻も早く助けなければ熱射病で死んでしまいます。
即、環境省の「無責任飼主ゼロを目指せ!」のパンフレットや「動物福祉・5つの自由」のチラシを用意し、ポメラニアンの飼主宅を訪ねましたが留守でした。
仕方なく、「涼しい場所に移動のお願い。」を書き記し、投函し帰宅しました。
翌日通報者から、「犬がベランダから居なくなり、1階リビングの部屋から犬の鳴き声が聞こえています。どんな状態かはわかりませんが、先ずは炎天下の地獄からは逃れました。ありがとうございました。また何かありましたらご連絡させて頂きます。」という連絡をいただきました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
「野良猫対策」としてT・N・R活動を主体として活動しておりますが、この活動が何のための活動なのかを地域の皆さまに周知してゆかなければなりません。
その為に地域の方へ活動報告は欠かせないと思っております。
「地域猫」活動を日本中に広げるには、時間と労力を費やします。人様の心を変えることは容易な事では在りませんが、今後も小さな命が尊重され、人と動物(猫)のより良い関係が築かれるよう、地域の方々のご理解とご協力をいただきながら努力してゆきたいと思っております。
皆さまの温かいお気持ちを大切にし、社会貢献できるような成果につなげたいと思っております。
今後も応援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。



「相模どうぶつ愛護の会」
http://sagamidoubutsu.web.fc2.com/
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