フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:大阪府
2年前に保護したすみちゃん、保護した時にはすでに左目が損傷しており、眼球が萎縮し見えなくなっていました。
姉妹で保護された時、いつも後ろに隠れて隅っこにいたので、すみちゃんと言う名前になりました。
※ ワンハート大阪にやってきたばかりの頃のすみちゃん♡
片目というハンデがある事もあり、里親希望の手はまったく挙がらず、でも当猫の隅っこすみちゃんはいつの間にか誰よりも甘えんぼうになり、身体が大きくなってからも預かりさんやボランティアの膝に一番に乗ってきて、服をチュパチュパしたり、どんどんくる小さな赤ちゃん保護猫に混じって、わたしも抱っこー!と、ワンハート大阪のアイドルネコとなりました。
こんなに可愛い性格なのに...。しょうがないね。ずっとここに居たらいいよ。と思っていました。
※ ボランティアさんたちのアイドルすみちゃん♡
※ じぶんの可愛いポーズもわかっている可愛いすみちゃん♡
そしたら、今年の9月...
元保護猫さん2匹と暮らすご夫婦から、お声が!
元々、猫さんとの暮らしをしたいと考えられていて、1年くらい前にもワンハート大阪のホームページを覗いていてくださり、すみちゃんの事も気にかけてくださってたとの事。
でも初めての猫さんとの暮らしで、周りの方から留守番もあるなら2匹のほうがいいとアドバイスを受けられ、個人で保護された兄妹猫さんの里親になられました。
兄妹猫さんは生後1ヶ月くらいで来たので駆虫や離乳食、そして真菌ケアなど、初めての猫との暮らしの中で色々経験されました。
そして、1年が過ぎた時に、片目のすみちゃんの事をまた思い出してくださったそうです。
兄妹猫さんとの暮らしの中で、今度こそ、もう1匹家族に迎えるなら里親が決まりにくいハンデのあるコを...と思われました。
そして、1年ぶりにワンハート大阪のHPを覗いてくださり、すみちゃんがまだいる!と!!!
早速ご連絡いただいたのです。
始めはなかなか兄妹猫さんに受け入れてもらえない様子...
でも、すみちゃん、がんばりました。
優しい里親さまの元で、きっとこのお家のコになりたいと思ったのだと思います。
先住猫さんにシャーと言われても、自らお腹ゴロンしてみたり...
里親さまには全力で甘えてみたり...
とうとう、里親さまから大丈夫そうです!ウチのコに!のご連絡が来ました。
そして、最近も里親さまから...
とてもとても幸せそうなすみちゃんの写真が届きました。
お名前は『すみれちゃん』と名付けていただきました。
※ 里親さまから送られてきた、先住猫の兄妹猫さんと一緒に猫だんごな幸せそうなすみちゃん♡
このように素敵なご縁を繋げられる事がわたしたちの喜びです。
ずっとここに居ていいよ!...なんて、ご縁を少し諦めていたわたしたちは反省です。
猫たちは自分で本当のお家を見つけます。
わたしたちはそのほんの少しのお手伝い。
保護猫たちに、教えてもらう事がまだまだたくさんと言う事に気づかされました。
小さな仲間たちの幸せのお手伝いを今後も頑張りたいです。
<ご支援くださっているみなさまへ>
わたしたちは少しでも小さな命を助けたい!と願う個人で活動していた仲間が集まってできた、シェルターも持たない小さな団体です。
ですが、このようにみなさまからの暖かいご支援をお受けし、団体を立ち上げてから4年が経ちました。
小さな力ですが、ずっと続けていく事で、少しでも不幸なコたちのお役に立ちたい。
そして、いつか、捨てられるコや殺処分がなくなって、わたしたちのような活動がいらなくなる事を願ってやみません。
活動をしていく中で、ご支援、応援はほんとうにありがたいです。
資金面でも精神面でもとても助けられています。
ほんとうにありがとうございます。
「特定非営利活動法人 動物愛護団体 ワンハート大阪」
http://blog.goo.ne.jp/oneheartosaka