フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 主に長野県南部
再び幸せな家族になった老犬みりんさん!
飼い主が施設へ入るため飼えなくなり保健所へ持ち込まれた飼育放棄犬の柴犬ミックスの老犬。
当時15歳。ボディータッチを極端に嫌がり、毛づくろいができない犬でした。
保健所で職員の方の長靴を噛んでしまったことから一般の方への譲渡は不可に・・・。
収容期限が切れハッピーテール保護犬として2015年6月14日みりん(メス)はボランティア宅へやってきました。
写真は保護当時のみりんです。
噛むと言われていたのに全く噛まないみりん。子宮の病気で少量ではあるが出血が止まらず、毎日病院から貰っていた漢方薬を飲み続け出血は止まりました。
そして1年4か月が過ぎ、老犬みりんに奇跡が訪れました。
伊那保健所の譲渡会で高齢の犬を飼いますと言う女性が現れ、みりんはその方のお宅へ2016年10月にトライアルに行く事になりました。
その後正式譲渡となり、ポーチがある暖かい玄関で過ごすみりん。
いつも飼い主の方の目の行き届く場所で室内猫ちゃん達6匹を眺めながら静かにゆっくりとした生活をしています。
写真は里親様のお家でのみりんです。
いくつもの多頭飼育現場でのTNRと可能な限りの保護活動
ハッピーテールでは常に複数の多数飼育現場に関わっております。
少ないメンバーでいくつもの多数えさやりの現場に通い地道なTNR活動を進めています。
多頭飼育のえさやりさんは高齢の方も多く、足腰が弱り自分で動くことのできないお年寄りのお宅では全面的なサポートが必要になってきます。
ある80代の老夫婦のお宅では10数匹の猫にえさやりをしています。
入れ替わり立ち替わり猫が現れるので正確な数はわかりません。
もっと居るかもしれません。
視力も足腰も衰え猫の成長や数に合った餌をやれていないのではと思われ、猫の健康状態もよくありません。
写真は譲渡をめざしケージ飼育していただいていた子猫です。
2016年10月末の段階でTNRは5匹のみ、譲渡が進まず保護頭数が増えているためハッピーテールで引き取った子猫は3匹にとどまっていますが子猫たちはいずれも栄養状態が悪く、大量のシラミ、条虫、回虫がいました。
ケアをして現在は元気に過ごしています。
えさやりさん達はボランティアが、相談にのり一緒にがんばりましょうと言うと表情が明るくなります。
皆さん猫で孤立し苦しんでいるのです。
できるかぎり伴走してゆければと思っております。
このような中で、皆様のご支援が大きな力と励みになっております。
本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援くださった皆様、フェリシモ様、いつもありがとうございます。
長野県の小さなグループですができる範囲でやっております。ご支援が大きな励みになっております。今後とも人と動物が幸せに暮らせるよう活動していきますので、応援をよろしくお願いいたします。
ボランティア一同心より感謝申し上げます。
「人と犬猫との共生を考える ハッピーテール」
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