フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 兵庫県洲本市
初めての試みとして、市民交流センターにてパネル展を開催しました。
準備期間の短い中、たくさんの方のご協力を得て、行うことができました。
パネル展の写真
実際に保護した犬猫の写真を掲載し、私たちの活動を知ってもらいました。
淡路島の殺処分数、TNRのポスター、避妊去勢手術の重要性などのパネルを展示、地域の皆さんに、啓発をすることができました。
新聞社、ケーブルテレビなどでも取材していただき、たくさんの方に見ていただいています。
里親さんたちに、パネル展に掲示する「わが子自慢」の用紙を募集したところ、短期間にも関わらず、約90枚もの応募をいただきました。
里親さんから送られてきた、たくさんの写真
里親さんたちに、大事にしていただいている様子が伝わってきて、嬉しく思いました。
県内外からの里親さんが、わざわざパネル展を見に来てくださいました。
私たちも久しぶりに里親さんとお会いできて、楽しい期間でした。
2月、一人暮らしの49歳の男性が、自宅で急死されました。
部屋には、小型犬と猫が残されており、ご相談を受けました。
身内の方は、県外にしかおらず、鍵を開けて救出するまでにも日数がかかりました。
猫は健康状態がよく、里親さんが決まりました。
小型犬のチョコちゃんは、重度の足の障害があり、歩行困難な状態でした。
歩行困難な、チョコちゃん
掛かりつけ医もわからず、困りました。
お一人暮らしの方、高齢者世帯の方は、何かあったときに誰に犬猫を託すのか、動物病院や健康状態が分かるようにしておいてほしいと思います。
チョコちゃんは、人が大好きな可愛い子です。
足は、継続した医療が必要ですので、それをご理解いただける里親さんを募集したところ、獣医さんのご家族から、お申し込みをいただきました。
チョコちゃんは、新しい犬生を、優しいご家族と元保護犬の先住犬と、にぎやかに楽しく過ごしています。
昨年の5月、兄弟で保護された子猫の中の1匹、トキ君。
保護したときから体調が悪く、入退院を繰り返します。
大きなてんかん発作を繰り返し、目も見えていないことがわかりました。
スタッフに抱っこされるトキ君
夜間は誰もいない保護部屋の小さなケージでは、お世話が難しく思案していたところ、預かりをしたいと言ってくださる方が、いらっしゃいました。
丁寧にてんかん発作の記録を取り、獣医さんと相談してくださり、できないかもしれないと思っていたトイレでの排泄も、根気よく取り組んで下さり、できるようになりました。
保護部屋でのお世話では、できなかったと思います。
家の猫との関係で悩まれていましたが、正式に家の子として迎えたいと言ってくださいました。
スタッフ一同、心より感謝しています。
保護部屋で里親さんを待つ、猫たち
病気や障害があっても、必ず里親さんがいると信じて活動をしていきたいと思います。
毎日の活動ブログ
http://aamonndaisuki2.blog.fc2.com/
「あーもんさんちはニャンとも幸せ」
<ご支援くださっているみなさまへ>
活動費、特に医療費がたくさんかかりますが、皆様のご支援により、たくさんの犬猫の命を救うことができております。
今期はパネル展を行うことにより、地域の犬猫の実状や私たちの活動を多くの方に知っていただけました。
これからも、1匹でも多くの命を救えるように頑張っていきますので、よろしくお願いします。
「淡路ワンニャンクラブ」
https://www.musubichan.com/