フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:宮城県仙台市福岡
①ナナちゃん(助けを求めるように玄関先にやって来た女の子のエピソード)
あるお宅の玄関先に痩せた小柄な猫がやって来ましたが、すでに2頭の老猫を飼っていて新たに迎える余裕もないとのことで保護依頼がありました。明らかに栄養不良と思われるその子にナナと命名し、病院へ健康診断に連れて行くと妊娠2週目と判明。そのまま当サロンで出産させることになりました。栄養状態が良くないので支援金で離乳食と固形フードを購入し、食べさせたところ体重も増え、5月6日に4頭を出産しました。お陰様で皆元気に育っています。
②モモちゃん
モモちゃんは、ガリガリに痩せて、オス猫に引きずられて何処かに連れて行かれているのを度々見た方の保護依頼でした。保護時はかなり衰弱していて栄養を吸収できないほどでした。歩くのもフラフラで命の危険がありましたが、良質のフードと治療の成果で持ち直し、現在は元気に過ごしています。
③愛ちゃん
保護した時にはウィルスが眼球に入って肥大しており、眼球を摘出するしかありませんでした。譲渡は諦めていましたが、大人しい性格の愛ちゃんを快く迎えて下さる素敵な里親さんと巡り合うことができました。時々送られてくる写真からとても大切にされているのが伺えます。
④高速のパーキングエリアで保護された2頭の仔猫のエピソード
当サロンのお掃除を手伝ってくれているボランティアさんの友人が立ち寄ったパーキングエリアでウロウロしていた2頭の仔猫。母猫の姿は見えなく、このままでは交通事故の心配があったので、その友人は一旦保護し、ボランティアさんのリレーで当サロンに迎えました。
ブログを見て飼い主希望の名乗りを上げた方は3年前に愛猫を亡くし、悲しみを長いこと引きずっていました。お見合いで仔猫の可愛さに心動かされ、気持ちを切り替えて家族に迎えることになりました。
そして、家族皆に笑顔が戻り、今では一家の宝として大切に飼育してもらっています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
この度は皆様方の心温まるご支援を頂きまして誠にありがとうございます。
頂戴した支援金はフード購入と医療費に使わせて頂きました。
命のリレーでは猫サロンとして飼い主になれなくても猫好きの方々が遊びに来て頂けるよう、また、相談窓口として時間に制限を持たず可能な限り対応しております。今後は災害時の飼い主同伴避難場所としてその役割を担っていけるよう環境整備を予定しております。
「命のリレー・アニマルサポート」
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