フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:大塚シェルター、西国分寺シェルター
・猫の殺処分ゼロを目指し、行政(保健所、動物愛護相談センター)などから猫たちを引き取り、ケアや手術を済ませた上で適正な飼い主に譲渡する活動を行っています。
猫の受入れ(行政・民間合わせて) 265 頭
新しいご家庭への譲渡数 309 頭
新しいご家庭を待つ子猫達
新しいご家庭を待つ成猫達
・猫達と少しでも長く暮らしたい方のご要望に応える形で「ねこのゆめ〜成猫のお引き取りと再譲渡事業〜」を行っています。毎月の小額積み立てで満額になれば「いつ・どんな状態でも・何歳でも」
東京キャットガーディアンがお引き受けして、里親募集もしくは終生飼育をします。開始直後から、一括でのお申し込みを多数頂いており、高齢化する都営住宅や新築ペット共生マンションなどからも、「全体の問題として加入を勧めて」頂いています。
・全国1150の動物病院で利用可能な「シグニペット検診」の取り扱いをしています。
「シグニペット健診」は、事前に購入したカードを持参することにより全国の提携動物病院でペットの健康診断(血液検査と検査結果を基にした獣医師の健康指導)を受診できるサービスです。「均一料金での受診」「早期発見早期治療」「飼い主さんに合った病院を見つけるきっかけに出来る事」などいくつものメリットを里親さんにご提供出来、ご利用希望者は譲渡数の約半数以上になりました。
・2017年2月22日に、「保護猫カフェ協会」を任意団体として設立。当団体の代表が理事を務めています。まだこの言葉が無かった時代に「開放型シェルター」の名前で始めた"保護施設をオープンにして譲渡活動として運営する"という国内初の試みは、今では全国に広がっています。同じように活動する方々と、連携し情報交換しアベレージを上げて行く事を目的としています。
・不妊・去勢手術の専門「そとねこ病院」の運営で、過剰繁殖の抑制と地域猫活動を支援。また、多頭飼育崩壊状態の場所からの依頼で、毎月数十頭を「そとねこ病院」で手術し、譲渡活動または自宅飼育(適正な飼育になるように指導)を継続して行っています。
・「猫付きマンション・猫付きシェアハウス」共に、新しいご家庭を待っている成猫達の居場所として、運営を続けています。「猫付きマンション」84戸(84頭)、「猫付きシェアハウス」は、新たに大阪京橋の運営を開始して、全部で5軒(21頭)。
シェアハウス内でくつろぐ保護猫達
・全国の猫達の役に立つホットライン「ねこねこ110番」運営。警察署や学校施設などへの告知も開始。子猫を拾った方(ケアの方法や里親募集の仕方)、飼い猫の飼育相談、ペットショップ購入の生体に関する質問、地域猫トラブルのアドバイスなど、質問は多岐にわたります。
電話で助かる命もあると言うことが、日々実感出来ます。スタッフも毎週ミーティングを重ねては、スキルアップを図っています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもお力添え頂きましてありがとうございます。
殺処分ゼロのかけ声が大きくなる一方で、里親希望のが劇的に増加している訳ではなく、多くはボランティアさんや地域の保護団体の収容数が危険なほど増えています。個人や小さな団体では限界があり、行政さんには予算があってもノウハウがない。場所によって事情は違いますし、ご担当様の温度差も大変大きい中、私どもが毎月開催意している「猫カフェスクール」等には、真剣に譲渡事業をライフワークに出来ないかとご相談が寄せられます。
ご支援いただける方に「譲渡」や「過剰繁殖抑制のための手術」といった、実績を出している個人なり団体なりに、ご支援を頂けますように切にお願いします。
私どもも、クォリティーにこだわり、数字にこだわり、愛護という雰囲気ではなく、実績でお役に立ちたいと思っています。
クリック募金・ポイントで寄付・ブック募金など、なるべく支援者様のご負担の少ない方法もございます。ご無理の無い範囲で引き続きご支援いただけますよう何卒よろしくお願いします。
「特定非営利活動法人東京キャットガーディアン」
http://www.tokyocatguardian.org/