神保町の古本屋さん、がらんどうの店内で展示中の写真展「漁村の猫(こ)」が、好評につき、会期延長で、11月3日までになりました。
いろんなタイプの漁村の猫が勢ぞろいで壁に展示されていますが、なかでも一番人気は、このこ。
今年4月はじめに房総の海辺の村で会ったこです。小さな神社の石段にわたしはすわり、そのこは、足元でくつろいでいました。満開の桜を見上げて「きれいだねえ」とそのこに話しかけたら、なんと、猫も桜を見上げたのです。
夕日の中で、鼻先が桜色に透けて! わたしは、猫の写真を撮るとき、「写真撮らせてね」とか「かっこいいね!」なんて話しかけながら撮りますが、このときほど、ちゃんと猫には話が通じてると確信したことはありません。
このこは、9ヶ月くらい。瞳もピカピカでした。ねぐらはあるようでしたが、寒い季節を元気に過ごせますように。
写真
道ばた猫日記ライター紹介
佐竹 茉莉子(さたけまりこ)
フリーランスのライター。路地や漁村歩きが好き。町々で出会った猫たちと寄り添う人たちとの物語を文と写真で発信している。写真は自己流。著書に『猫との約束』『寄りそう猫』『猫だって……。』『里山の子、さっちゃん』など。朝日新聞WEBサイトsippoにて「猫のいる風景」、辰巳出版WEBサイト「コレカラ」にて「保護犬たちの物語」を連載中。
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噛みたいぐらいかわいすぎ♡
by どらねこ 2010-11-06 23:51
すごく可愛いです♡
さわりたいぐらいに♡
by ねこねこ 2012-10-30 21:03