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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2010年12月15日

NPO法人 アニマルレフュージ関西訪問記(3)

みなさん、こんにちは。猫部スタッフのMです。
過去2回にわたってアークさんの紹介をしてきました。
最後となる3回目は、これからのアークの展開についてお伺いしたことを紹介します。

現在猫を約150匹収容しているアークですが、設立から20年経って施設も老朽化が目立ってきたり、救う犬や猫の数をさらに増やせるように、兵庫県篠山市に「サンクチュアリ」という新しい施設の建設を計画しています。
現在の施設が1000坪なのに対して、篠山サンクチュアリの計画は7000坪と実に7倍の面積です。素晴らしい計画なのですがそれには高額の費用も発生します。
土地の取得は進んでいるものの、具体的な完成の期日はまだ立っていません。
フェリシモメリーでの応援はもちろんこれからも継続して行うのですが、それ以外にも興味のある方は、ぜひアークさんのホームページをのぞいてみてください。
手軽に始められる多様な応援の仕方が紹介されています。
最後にアークのスタッフのおひとりがおっしゃったことが非常に印象的でした。それは、
捨て猫は地域問題で、アークのようなシェルターができることにはどうしても限界があるということです。いわく、保護しても保護しても、野良猫がいる限り増え続けることを止めることは難しいため、時に無力感を感じることがある、と。
そこで"地域猫活動"というものがあります。
地域猫活動とは、特定の飼い主はいないけど、病気の予防や不妊手術だけは、地域で世話をし、これ以上増えないよう、地域で猫の頭数管理をすることを言います。野良猫として放置すると、病気が蔓延したり、子猫がどんどん生まれた結果、殺処分数も増えてしまうので、そういうサイクルを断ち切るために不妊手術をし、人と共生できる範囲の頭数管理を行うことです。
支援者は外にいる猫にえさをやるだけではなく、トイレを設置して掃除したり、捕まえて不妊手術を施した後に再度放したり、地域の住民に迷惑をかけないように管理します。
いくつかの自治体では、行政と住民とがタッグを組んでこの地域猫活動をしているところもあることに希望が見えます。引き続き、地域猫活動については取材を行っていきたいと思います! 

ark3-1.jpg
(写真はアークでのものです)
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みにゃさまのコメント

毎月、『フェリシモメリーで社会貢献 動物たちの保護と飼い主探し支援』で応援していますが、『フェリシモの森基金』のように『動物たちの保護と飼い主探し支援』も月々のフェリシモコレクションで月1口¥100で応援できないのでしょうか?
フェリシモ様、ぜひ検討して頂きたいです。

by 黒猫 2010-12-15 20:04

我が家には2匹の猫がいます。飼い主さんの事情で引き取った猫と、捨てられていた猫です。捨て猫は数匹の中から1匹だけ選ばざるをえませんでした。少しでもできることをしたいと思っていますが、自分ができることは、動物の保護活動をなさっている方たちを応援すること、かなと思います。
黒猫さんのおっしゃるようなコレクションの実現を願っています。

by ねここ 2010-12-19 09:57