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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2010年12月01日

NPO法人 アニマルレフュージ関西訪問記(1)

みなさん、こんにちは。猫部スタッフのMです。

フェリシモ猫部では、しあわせな暮らしのできる猫が少しでも増えるように、里親探し支援活動にも力を入れていきたいと思っています。

そこで今回は、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」でフェリシモが支援している動物保護団体のアーク(NPO法人 アニマルレフュージ関西)さんへの訪問記をお送りします。

まずはアークのことから。
1990年設立のアークが多くの方に知られるようになったのは1995年の阪神淡路大震災。アーク代表のオリバーさんたちは震災直後の被災地に入り、600匹を超える被災した犬や猫を救護しました。フェリシモとのお付き合いもそのあたりから始まりました。
アークの活動は動物を保護し、食事と住まい、医療などのできる限りのケアを施し、新しい飼い主さんを探すことです。保護された動物たちは新しい飼い主が見つかるまで大阪府豊能郡能勢の山懐にあるシェルターで愛情をもって飼われており、現在、アークには犬のほかに、猫約150匹が暮らしています。

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※ちなみに「シェルター」とは、捨てられたり、虐待されたり、元の飼い主さんがいろんな事情で飼えなくなって行き場のなくなった動物たちを保護して、新しい家族となる里親を探す施設のことです。日本では個人のご努力によって里親となり飼い主探し活動をされている方が多く、組織として活動されているシェルターはごく一握りです。

訪問した私たちは入り口で人懐っこいワンちゃんたちの歓迎を受けた後、代表のオリバーさんからお話を聞きました。
 
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最近のペットが捨てられるケースは、日本の高齢化社会とは無縁でなく、飼い主が高齢で病気になったり亡くなったりして、飼いきれなくなり持ち込まれるケースが増えているとのことです。不況とも関係したり、ペットは人間社会を映す鏡とも言えるようです。

ほかにも育成環境の悪い一部のペットショップの問題や動物愛護センターでの殺処分の悲惨な現状をいろいろと教えていただきました。これらは不勉強にも私たちの知らないことばかりで、先進国と言われる日本の遅れている一面を思い知りました。海外で開かれる動物愛護の国際会議にも出席するというオリバーさんですが、イギリスやドイツ、北欧諸国と比べるとまだまだ日本人のペットに対する認識は遅れているとおっしゃっていました。イギリスでは信頼のおけるブリーダーから直接譲り受けるか、アークのようなシェルターで保護されている犬をもらうのが一般的だそうです。日本でもペットの欲しい人はシェルターから譲り受けるという意識がもっと一般的になればいいのにと願わずにはいられません。

こんな真剣なお話を伺いつつも、机の上をネコちゃんが悠々と歩いてきてゴロンと横になったり、

ark3.jpg(この子は保護れた時に太りすぎだったので、ダイエット中なの、とオリバーさん談^ ^)

ワンちゃんたちは「遊んで遊んで」と言わんばかりの熱いまなざしで私たちを見つめていたりと、和やかな空気の流れるスタッフルームなのでした。

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次回は、アークの施設内を見学した様子をお届けしますね!
NPO法人 アニマルレフュージ関西訪問記(2)に続く。
NPO法人 アニマルレフュージ関西のホームページ
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みにゃさまのコメント

日本も動物愛護に対する意識がもっと良くなればと切に願っています。
数年前にこのような保護活動をしている団体があることを知り、まずは寄付から始めました。少しでもネコちゃんワンちゃんたちのためになるといいな。
いずれはボランティアとして参加したいと思っています。
これが私の将来の夢です☆

by カイの友達 2010-12-05 13:15

わんこやにゃんこを助けられるような企画をありがとうございます。もっともっと輪を広げていってほしいです☆

by 伊藤 恵美 2010-12-06 22:34