寒い日が続いていますが、皆さんの家の猫さんたちも丸くなっていることでしょう。
そう、ふつう、猫はまるくなって寝ますよね?
我が家のケンジは違うんです。こんなふうに4本の足を上に向けて熟睡します。寝入るときは、どさっと足を投げ出す格好ですが、熟睡すると、こんな格好になっています。夏は、もっともっとしどけない大の字です。
ケンジは、遠くの町で保護されたノラの子で、里親会に出しても出してもなぜか一匹売れ残ってしまう子だったそうです。一度、もらわれていったのですが、出戻ってきました。それを聞いて、それならうちの子にと、もらいました。
出戻っただけあって〈笑)、じつに個性的な猫です。猫と暮らす醍醐味ってここにあるのではないかしら。ヘンな猫。だからこそかわいくてたまりません。
このヘンな寝相をみるたび、うちの子になって安心しきっているんだなあ、といとおしくなります。ちなみにあと4匹のうちの猫たちは、みんなまあるくなって寝ています。
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道ばた猫日記ライター紹介
佐竹 茉莉子(さたけまりこ)
フリーランスのライター。路地や漁村歩きが好き。町々で出会った猫たちと寄り添う人たちとの物語を文と写真で発信している。写真は自己流。著書に『猫との約束』『寄りそう猫』『猫だって……。』『里山の子、さっちゃん』など。朝日新聞WEBサイトsippoにて「猫のいる風景」、辰巳出版WEBサイト「コレカラ」にて「保護犬たちの物語」を連載中。
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鼻の下の、「ほくろ(?)」はハート型?
なんとも安心しきった感じがとてもほほえましい~です。
by 黒猫か~さん 2011-02-04 16:34