みにゃさまこんにちは、フェリシモ猫部長です。
2011年末に、東日本大震災の被災動物の保護支援を目的として基金の拠出を行いました。今回は基金活動報告の4回目、150匹犬猫ボランティアさんから届いたレポートをご紹介します。
【団体名】150匹犬猫ボランティア
【団体所在地】宮城県仙台市
「150匹犬猫ボランティア」結成から今年で10年になります。3.11の大震災では、全国の方々より本当に感謝しきれない程のご支援をいただきました。
幸いにも犬猫ボランティアは無事でしたが、ボランティアのご家族の方々で知り合いが津波の犠牲になった方もいます。
犬猫たちも沢山犠牲になりました。
出来る限りの犬猫を助けて行ける様がんばりたいと思います。
3月11日の大震災でご自宅まで仙台港からの津波が押し寄せご自宅も流されました。
お母さんは職場で、9歳の息子さんは風邪で学校を休んで一人で自宅にいたそうですがご近所の方と逃げたそうです。飼い犬(コーギー)のぴあちゃんは流され、ガレキの上に漂流しているところを助けられました。その後保護なさった方も、ご自宅が津波で流されたため、当会で保護いたしました。
何とか飼い主さんに返したく、ずっと探していましたが、3ヵ月後にやっと見つけました。
9歳のお兄ちゃんと一緒に育った「ぴあ」ちゃんも9歳。やっとご対面、本当によかった。
「ぴあ」ちゃんはとても喜んでいました。
南三陸町の避難所に迷い込んでいました。動物は中に入れてもらえず、ずっと外にいたようです。
夜になると避難所の窓をたたいて、泣いていたそうです。空腹と寒さと怖さで、人間に助けを求めていたのでしょう。その後、自衛隊員さんから当会へ保護。飼い主さんを見つけましたが、自宅が流されアパート住まいになるため飼えなくなりました。現在はボランティアの元に引き取られました。名前は「茶太郎君」です。
南三陸町戸倉地区の避難所に迷い込んでいました。その後避難所閉鎖のため行き場を失いました。現在当会で保護中。名前は「そろた君」です。飼い主さんの安否はわかっていません。無事を祈ります。
大震災でマンションが壊れて、住めなくなった住人が置き去りにした猫たちです。
現在ボランティア宅で保護中。他にも新たに生まれた仔猫が4匹います。
里親さん募集中!
【みなさまへのメッセージ】
今年10年目をむかえ、大震災もあり、大変な日々を犬猫たちと過ごしてきましたが、全国の皆様の励ましでなんとか乗り越えることができました。本当に心より感謝申し上げます。
まだまだ困難が続きますが、犬猫ボランティア一丸となり頑張って参りますので、今後も応援よろしくお願い申し上げます。
【公式ホームページ】
150匹犬猫ボランティア
名古屋市港区 4年前にコーギーメス がいなくなりました。 首輪は赤です。紐が切られていました。
どなたか拾ってくださっているのであれば 連絡ください。
by くーちゃん 2015-05-13 22:52