道ばた猫日記
2013年12月17日
冬、ことに冬の朝夕は、太陽の高度が低いので、影がすっと伸びてきれいです。猫が路地を横切るときに、思わずその影に見とれてしまうこともしばしば。
あれ、フェリシモの猫部の黒猫さんみたいに、しっぽをたてて、愉しそうな足取りの影猫さん、発見。
冬の陽だまりの中で、影猫は、とてもいきいきと見えます。寒さもなんのその、本体よりも若々しく躍動的(笑)。
同じ1匹の猫が持つ影猫でも、向きによって、思いがけなく、さまざまに体型や表情を変えます。バレリーナのようにすらりと佇んでいたかと思えば、
「あーっ、影が犬になってる!」とびっくりするときもあれば、
本体とは違って、なぜか影猫の背中がトリッキーにうねっていたり。(なぜだ!)
ブラック&ホワイトでデザイン的にパシッと決めている2匹も。
面白いのは、やはり雌猫の影はまろやかな曲線で、雄猫の影は、もっさりユーモラスなこと。(例外もあります。雌なのに猛々しい影だったり)
ボスっぽい風貌の黒猫と共に、もっさりした影猫がトコトコ歩いていく図は、影が思い切りデフォルメされていて、童話に出てくる不思議な優しい動物のようです。影猫って、案外、本体の見かけによらない「本性」を現しているのかも、と、ふと思いました。
漁村の広場をゆうゆうと横切って、ねぐらに帰る猫のすがすがしいほどの孤影には、「我が道を行く」猫人生がそのまま出ていて、見ほれました。
最後の写真以外は、影猫のイキのよさがわかるように、わざと逆さまにして見ていただきました。晴れた日の路上には、影猫さんがいっぱい歩いていますよ~。
☆「猫びより」1月号が発売されました。特集「私と猫」で、山口マオさん、坂本美雨さんのインタビュー記事を書いています。お互い自由な同居人のマオさんちのチャイくん。吸いつきたいほど溺愛されている美雨さんちのサバ美ちゃん。それぞれに、猫への愛を語っていただきました。ぜひ、読んでくださいね!
今まで何度か猫の影撮ったことありましたが
影をメインにすると面白いものになるんですね~
今度本性を探るべく
撮ってみたいと思います(^.^)
by にゃにゃ 2013-12-17 13:26
ほんと、なんて面白いんでしょう~*
とことこ歩いていく猫さんに
影がくっついているのがみょうに面白くって、私だってあるけれど
猫にも影、あるんだよね。 お日さまは平等だぁ~(^O^)
なんて思ったことを思い出しました。
「猫びより」はどこで買うことが出来るのでしょう?
本屋さん、それともフェリシモですか?
by りょう 2013-12-17 13:54
>にゃにゃさん
nyaaくんの影は、本体のガタイががっちりしてるから、ムーミンタイプかも(笑)。うちの放牧猫ケンジの影は本体よりずっとカワイコちゃんシルエットです。
>りょうさん
猫びよりは、辰巳出版発行で、本屋さんにありますよ~ 付録は、ハニ一(はにはじめ)さんの、のんびり外猫さんの2014カレンダーです。
by 道ばた猫 2013-12-17 14:50
影!
本体ばっかりで 今まで気付きませんでした(^^;
しなやかな猫だけに面白そう!
今度 撮ってみます(*^^*)
by ラスカル 2013-12-17 17:02