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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2014年04月11日

「緊急災害時動物支援ネットワーク熊本」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「緊急災害時動物支援ネットワーク熊本」さまより活動レポートが届きました。


(実施期間 福島県:2013年6月1日~11月30日 熊本県:2013年7月1日~11月30日)
(実施場所:福島県(主に葛尾村、川内村、飯館村、川俣町山木屋) 熊本県)

私たちは東日本大震災及び福島第一原発事故発生直後より、福島県を中心に被災者と被災動物の支援を行っている。震災から2年が経ち、活動の中心は、「過剰繁殖予防活動」へと移行しつつ、飼い主への適正飼養の啓発を行っている。

○「過剰繁殖予防活動」 

協力団体と連携し、昨年9月から2年で2000頭の不妊手術を目標に、11月末までに1300頭超の手術を実施した。
※不妊去勢手術は複数団体で連携して行っている為、捕獲、搬送、手術に伴う補助作業等で当団体が手術に関わった頭数すべてを記載。内、6月~11月に当団体が飼い主と直接交渉や紹介により当団体が直接手術の依頼を受けた犬猫、また直接捕獲した猫の手術実施数 犬9頭 猫45頭

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※2013年11月24日川内村にて  手術実施済みの猫たちのリリース

○自動給餌器の設置
積雪により通行が困難になる地域や帰還困難区域で、不妊手術の依頼を受けている猫への給餌のため、自動給餌器を20台製作した。(12月中に設置)

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※自動給餌器20台を製作。製作協力は、「夢工房 葛桜」(木製10台)、と葛尾村住民(パイプ製10台)

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※自動給餌器から餌を食べる猫

○犬猫の保護、譲渡
飼い主が避難中に繁殖した猫、遺棄や飼育放棄された犬4頭、猫10頭を保護、一時預かりし、内猫7頭を譲渡した。残りの犬猫も譲渡先は決まっており、12月中に引き渡しを行う予定。

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※2013年10月4日 葛尾村パトロール隊からの通報で保護した2匹の猫。1匹は11月に譲渡済み、1匹は12月に譲渡予定

○しつけ教室
仮設住宅での実施を計画していたが、実現できず、不妊手術を受けた飼い主からの依頼で、ほめ方教室を3回実施した。(のべ、犬14頭)

○熊本での「過剰繁殖予防活動」

現地調査で6地区で約80頭の猫を確認済み。今回は、福島での活動との調整ができず、調査のみに止まった。今後、捕獲実施を強化していく。


<ご支援くださっているみなさまへ>

皆様からのご支援心より感謝申し上げます。

町村内に動物病院が1件もない地域での犬猫の不妊手術実施は困難と思われましたが、一人一人丁寧に対話することで、不妊手術の大切さを理解していただき、不妊手術の実施に繋がっています。また、適正飼養に関しても、啓発することで飼い主のマナーアップに確実につながっています。私たちはこの活動を継続して行う事で福島県における動物愛護活動がより活発化すると信じ、殺処分ゼロを目指し活動している熊本方式の中で、福島に役に立てることがあれば今後さらに伝えていきたいと考えています。
また、熊本県での過剰繁殖予防活動についても、福島での活動と調整しつつ、捕獲、手術実施を進めていく予定です。
今後ともご支援の程、宜しくお願い申し上げます。


「団体名 緊急災害時動物支援ネットワーク熊本」
http://saigai-animal.org/

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