[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「神奈川県動物愛護協会」さまより活動レポートが届きました。

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(実施期間：2013年6月1日～2013年11月30日)

(実施場所：神奈川県内)

＜保護活動＞

11月30日現在、協会保護施設には、成犬10匹、成猫29匹、子猫5匹、アライグマ6匹、ハクビシン1匹、ハト2羽、カラス1羽の54匹が保護されています。

内、成犬1匹はネグレクト（飼育怠慢）により歩くこともままならぬ状態だったトイプードル（ ネグレクトの犬：電話相談を受け保護になりました。明らかな動物虐待ですが、今回、訴訟にはならず、行政職員と出向き、所有権放棄と注意指導になりました。）。

成猫1匹は、公園で複数の猫が毒物により死亡した中で生き残った猫で、現在も治療中です。 

＜譲渡活動＞
・実施期間中の譲渡は、成犬5匹、成猫2匹、子猫16匹の23匹です。 保護動物に、奇形や事故による障害、尿路結石などの疾患が見つかる場合が多々あり、なかなか譲渡数が上がらない現状です。
・譲渡会は、16回開催し、外部参加も含めて延べ110匹が参加しました。

＜地域猫活動＞
・協会附属動物病院で不妊去勢手術を行ったノラ猫は、オス144匹、メス223匹の合計367匹でした。
内、オス24匹、メス21匹の合計45匹は、協会スタッフが捕獲に出向きました。尚、一地域で２０匹以上の手術の場合は費用軽減を行いました。
・電話相談は、1494件中、ノラ猫問題が最も多く、685件でした。
・不妊手術を行うためのノラ猫捕獲機貸出は、無料で行い延べ７８台を貸出しました。（１回の貸出：２～３週間）
・区役所・大学と協働したノラ猫捕獲不妊手術調査では、1034戸へのアンケート調査を行いました。（集計中）

子猫の世話：離乳期の子猫は、ご飯の中に体ごと入ってしまうので一番手がかかります。


子猫のミルク：夏ころまで乳飲み子の保護が続きました。スタッフは自宅で夜中もミルクをあげて出勤します。


猫のトイレ掃除：事務所に里親探しの猫達もいます。


多頭数飼育からの保護：管理が悪く様々な病気を持っていました。


病院：ノラ猫の入院が一番多く、施設の保護犬猫の入院も一緒の場所です（シーズーは施設の保護犬）。いつも忙しい院内の風景です。

＜今後の展望＞
来年度から、動物福祉に関する検定事業に着手する予定です。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

動物愛護活動は、保護譲渡や不妊去勢といった実際に動物を助ける活動と全体の意識を高めるための啓発活動があります。
当協会では、その両面を進めており、本年９月の改正動物愛護法の施行を受けて、動物たちの状況が少しでも良くなるために活動を続けて参ります。
皆様からの暖かいご支援を有効に使わせて頂きたいと存じますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

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「神奈川県動物愛護協会」
http://www.kspca.jp