わんにゃん支援活動
2014年09月20日
みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「かすやねこ」さまより活動レポートが届きました。
(実施期間:2013年9月~2014年2月末)
(実施場所:福岡県粕屋郡)
かすやねこは、活動地域の捨て猫に避妊去勢手術を施し、日々の給餌や病気の治療を行い、地域猫としてお世話をしています。 また屋外での生活が難しい子などは保護し、譲渡会を開催するなどして新しく家族になって下さる方を探す活動を続けています。
<TNR>
・期間内:12匹
・活動開始からの総数:148匹
<正式譲渡>
・期間内:6匹
・活動開始からの総数:58匹
<お世話>
・現在の保護数:12匹
・地域猫数:約100匹
その他、活動エリアの清掃活動も定期的に行っていますが、ある時の清掃活動中に生後10日ほどの子猫が4匹捨てられているのを発見しました。
生後10日というあまりの小ささに、育てることができるかかなりの不安がありましたが、ほんの少しの可能性を信じて、保護・お世話をすることに決めました。
【保護した当時の仔猫】
残念ながら、一番体力がなかった1匹は天国へと行ってしまいましたが、残りの3匹はなんとか元気に大きくなり、無事に3匹それぞれ里親さんにも巡り合うことができました。
今では、里親さんの愛情をたっぷり受けてとっても幸せそうに暮らしています。
【里親さん宅での様子】
この子たちは何とか幸せになることができましたが、捨てられていたときは段ボールに成猫用のドライフードが一緒に入れられていました。
せめてもの気持ちで捨てた人は入れたのでしょうが、当然生後10日では食べられる訳がありません。
猫を飼うために必要な知識というものを、たくさんの人に知ってもらう必要があると改めて実感しました。
今後は猫を飼う為の正しい知識や地域猫活動について、捨て猫防止のための啓蒙活動にも力を入れていきたいと考えています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援いただいた皆様、本当に有難うございます。
毎日のフード代や医療費がかさみ赤字状態での運営でしたが、何とか持ち直す事ができました。 活動を行っているとつらい現場を目の当たりにしたり、思うように成果が上がらないこともあり、心が折れそうになることもありますが、たくさんの方々が活動をご理解して頂き、ご支援・応援してくださっていると思うとメンバー一同本当に励みになります。
今後も人間の都合で捨てられ、殺処分されるような動物がいなくなる社会を目指して、活動を続けていきたいと思います。