[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さまより活動レポートが届きました。

(実施期間：2013年9月～2014年2月末)

(実施場所：藤沢市弥勒寺)

2013年12月、藤沢市弥勒寺の住宅地にある事業所で、不妊去勢手術がなされないまま餌やりが続けられ、周辺地域で問題になっているがどうしたら良いかとの相談が保健所に寄せられ、保健所から当会に連絡がありました。
事業所の敷地内の餌場には12頭の猫が来ていました。付近住民の方からはオスのスプレー臭や糞尿に対する苦情や、車に轢かれて死亡する猫もいてかわいそうとの話を伺いました。


「車の下や塀の上を通って餌場に集まってくる猫。」

この事例では当会のメンバーに加え、付近で勤務されていた方や藤沢市在住の動物愛護推進員も活動に参加して下さり、2日間で全12頭の捕獲ができました。さらに猫の一時預かりの協力が得られたことから、予定外でしたが子猫2頭を保護・治療し、里親さんを見つけることができました。

 
「鼻水で汚れていた子猫がきれいになって、里親さんが見つかりました。」

当会だけでは力が及ばないことも多いですが、ここでは地域の方と協力してＴＮＲ（捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻す）を遂行できたことから短期間で大きな成果が得られました。不妊去勢手術は必要との認識が広く普及することがとても大切と感じました。


「手術が終わった猫は元の場所にリリースします。」

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

ご支援いただき、ほんとうに有難うございます。
当会は不幸な猫をふやさないことが最も大切との思いから、飼主のいない猫の不妊・去勢手術に力を入れています。猫を捕獲してみると、大きな怪我や病気が見つかることもあり、そうした場合は不妊・去勢手術に加えて治療をしてからリリース（または譲渡）しています。ご寄付はこのような治療代にも使わせて頂いています。


「捕獲した際に脱腸で腹部が大きく膨れていましたが、治療して里親さんが見つかった猫。」

湘南鎌倉猫ほっとさぽーと