[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「淡路ワンニャンクラブ」さまより活動レポートが届きました。

(実施期間：2013年9月～2014年2月末)

(実施場所：兵庫県洲本市)

9月から2月末までの譲渡数　犬　９匹、猫　９０匹
不妊手術のほか、眼球摘出術、ヘルニア手術などを行いました。

保護の依頼が大変多く、お断りしないといけないケースもたくさんありました。 ケージは常にいっぱいな状態で、スタッフも猫のケア、掃除、病院への受診に 走り回った日々でした。

9月、出産間近な猫2匹を保護し、保護部屋で計9匹の子猫が産まれました。 親猫同士、協力し合いながら子育てする姿は、微笑ましいものでした。 親子すべて里親さんのお迎えがありました。


保護部屋で出産した親子猫です。 

１０月のある日の夕方、突然高校生男子4人が、段ボール箱を抱えて やってきました。


高校生が保護した老猫を、スタッフが抱っこしています。

箱の中には、あちこち怪我をし、ガリガリに痩せた老猫が入っていました。 学校の近くでうずくまっている姿が気になり、友達と相談して 保護部屋に連れてきたそうです。
高校生の行為に爽やかな気持ちになりましたが、引き受けた老猫を見て 果たして里親さんが見つかるのか、私たちも不安になりました。
脱水もひどかったので、入院治療を受けさせながら、 「この子の余生を、穏やかに過ごさせてくれる方はいませんか」と 募集したところ、里親さんの申し込みがありました。 人馴れも十分にできておらず、本当に迎えていただけるのか 何度も連絡を取り合いました。
人に抱かれることなんて、今までなかったでしょう。 少しずつ人に馴れてきたころに、里親さんのお迎えがありました。 里親さんは、ゆっくりと見守ってくださり、最近では先住犬・先住猫より 態度が大きいと、笑ってらっしゃいました。
高校生から渡された命のバトンを、里親さんにつなぐことができて 私たちも大変嬉しく感じた出来事でした。

　
保護された子猫たちです。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

初めまして。 今期初めてフェリシモ基金さまのご支援をお願いしました、淡路島の小さな保護団体です。 おかげさまで、TNRにも取り組むことができました。
これからも1匹でも多くの命が救えるように、活動していきます。 よろしくお願いします。

淡路ワンニャンクラブ
https://www.facebook.com/awajiwannyan