[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼 い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体の ひとつ「アニマルライフサポート福島」さまより活動レポートが届きました。

(実施期間：2013年9月～2014年2月末)

(実施場所：福島県内　主に原発事故20Ｋ圏内、川内村、葛尾村、川俣)

●昨年末に以前不妊去勢手術の手伝いをした方からの紹介で、郡山市内のお宅で、猫約30匹をお世話していた方が急死さ れました。親族の方が「何とか手術をして最後迄面倒を見たいが、捕まえるのが困難です。」との相談があり早速訪問を して現場の確認と対話をしました。


※1. 郡山市内の多頭飼育の現場　猫ちゃんが沢山室内外にいます。風邪引きの猫も多かったです。


※2. 連携するボランティアさんにも協力して頂き多頭飼育の現場の捕獲中

室内・室外の両方飼いで、私達にとってはかなり大仕事の為、白河のスペイクリニックと連携するボランティアさんにも ご協力頂き、1月の18日・25日の2週に別けて24匹（8匹は手術済）。1匹の取りこぼしも無く皆捕獲し手術ができました。 また中には４匹の仔猫がおり風邪も引いており親族の方とも相談して、４匹は預かり不妊手術後人馴れ訓練をして里親募 集をする事にしました。今４匹とも素敵なご家族とめぐり合い新しい家族の一員となり幸せな毎日を過ごしております。

●今年の2月8・9日、15・16日と２週続いて大雪でした。被災地葛尾村の家で自宅待機している犬３頭と猫１匹の安否が気 になり、近くまで行っても家の前の道路は雪で塞がれ餌を届ける事も出来ずにいました。

　



※福島県双葉郡葛尾村（原発事故20Ｋ圏内）にて、大雪が降り自宅待機していた犬3頭チロちゃん、マメちゃん、プルちゃ んと猫1匹を無事.救出しました。チロちゃんは今里親さん募集中です。

今頃犬小屋は雪に埋もれ餌も食べずに凍死・・・は絶対避けたいと飼い主さんと相談して飼い主さん、ボラさん５人で救 出にむかいました。




※雪にもう少しで埋もれそうな犬小屋

積雪が約80cm位あり雪の下からリードを堀り出したりするのに時間がかかり、やっと無事保護出来た時はホットしました 。
現在猫は仮設住宅で飼い主さんと生活しております。犬３頭は飼い主さんが飼育放棄されたので、（仮設住宅で一緒に 住むことが出来ない為）１頭はアニサポスタッフが譲り受け、1頭は県内の里親さんが見つかり、1頭は今横浜のボランテ ィアさんが里親が見つかるまでの間一時預かり中です。現在も里親募集中です。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

いつもご支援頂き有難うございます。震災後４年目になります。被災地の動物達は、今も飼い主と一緒に生活が出来な いままの状態です。今回の様に大雪等何が起きるか分かりませんが、私達に出来る事は、不妊手術の実施と餌を届け、安 否確認をしながら近い将来飼い主さんと犬、猫が又共に生活できるまでの間見守って行く事だと思います。
また地域猫活 動も支援し人と動物が寄り添い少しでも幸せになってくれる事を願いながら活動を続けたいと思います。
これからものご 支援賜りますよう宜しくお願します。フードのご支援もご協力をお願いいたします。

アニマルライフサポート福島
http://alshukushima.jimdo.com/