[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「特定非営利活動法人　神戸猫ネット」さまより活動レポートが届きました。

(実施期間：2013年9月～2014年2月)

(実施場所：神戸市内)

期間内では、９月・１１月・１月に譲渡会を開催しました。
フェリシモさまのご協力で、「猫の譲渡会」も、６月１日に第９回目を開催させていただきます。
来場してくださる皆様も毎回１００人を越えて、幸せにしていただいた猫も増えてきました。
猫を保護したがどうやって里親捜しをしたらいいか分からない、たくさんの猫を抱えて困っているボランティアさん方への支援ができ、少しでもお役に立っていることは私たちの喜びです。

「不幸な猫を増やさない、今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」。私たちの一番の目的は、不幸な猫を増やさないこと。そのためにＴＮＲ（捕獲・不妊手術・元に戻す）活動を推進・啓発しています。
会員は、主に自分の住むエリアで地域猫活動を行いながらコツコツＴＮＲを広げています。
また、神戸市衛生課と協働して、捕獲器の無料貸出事業を行っています。
神戸市に、猫の不妊手術をしたいけど・・と相談があると、私たちのメンバーに連絡が入りますので、
お話を聞いてアドバイス、必要に応じて捕獲、病院へ搬送などのサポート活動もしています。
そして、みなさまのご支援で取り組むことができた活動が、たくさんの猫が繁殖して問題となっている地域を取り上げて、一斉にＴＮＲを行うプロジェクトです。

昨年１０月～１２月に須磨区 Ｉ 地区連合自治会さんと協働して、６７匹（うちメス猫３１匹）ＴＮＲを実施しました。もしＴＮＲをしていなかったら、この春に３１匹のメスから３～５匹の仔猫が生まれ、１００匹近く猫が増えてしまう可能性がありました。

実施地域へのチラシポスティングから始まり、地域住民への報告と署名活動、募金などでＴＮＲと地域猫活動へのご理解を頂いたと思います。　
このプロジェクトの中で、自室で猫を多頭飼育されていた方が見つかりました。その猫たちは出入り自由だったため、世話をしていた猫は２１匹に増えていました。私たちは、繁殖制限をしなければいけないこと、地域で猫を見守ることができるように近隣の理解を得ること、そのためにどうすればいいのかを説明してご理解いただきました。そうして猫たちの不妊手術をすることができ、適正管理を約束くださったので、地域の方々も私たちも安心しました。
想定外として、今回の指定エリア外で、猫に困っていた住民の方々が、問題解決の手段にＴＮＲを選び、またその費用も工面して、依頼くださったことが大変嬉しかったです。
その後もこの地域周辺では、猫の問題やＴＮＲの相談が寄せられています。
ここから、「飼い主のいない猫」啓発活動が、少しずつでも広がることを期待しています。

今年で３回目の写真展をゴールデンウイークに開催。
　動物愛護や地域猫への啓発を図るのが目的です。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

ご支援くださっている皆様へ
皆様から頂いたご支援に心から感謝を申し上げます。

会員はこれまで自己努力で地域猫活動を支えてきましたが、みなさまの暖かいご支援にとても勇気づけられました。お世話する猫達が幸せに暮らせるようにこれからも頑張ります。
ＴＮＲプロジェクトは神戸市各地でこれからも行いたいと思います。
今後ともご支援ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

「特定非営利活動法人　神戸猫ネット」
http://soscatkobe.nekonikoban.org/