[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「釧路アニマルレスキューRedHeart」さまより活動レポートが届きました。

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(実施期間：2013年9月～2014年2月)
(実施場所：北海道釧路

私達は、北海道釧路市を拠点に近郊の保健所で収容期限が経過してしまい、殺処分対象・一般譲渡不可となった犬猫のレスキュー活動を中心に行っています。

去年12月に迷い犬として収容され、末期の骨肉腫を患い、そのため右後肢骨折をしていた『ラルフ』。
ｆａｃｅｂｏｏｋページを通じ、走ることのできないラルフに、ご不要の車いすをお持ちの方はいらっ
しゃらないかと呼びかけさせていただいたところ、すぐにお申し出をいただき、元気に車いすに乗ってお散歩をしていた矢先・・・。

2014年3月14日、急逝いたしました。

以下、ラルフをお世話してくれていた会員さんからのラルフの最期の様子です。
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今月の初めに車椅子をご寄付頂きとても楽しそうに走っていたのですが‥
１週間程前から少し元気がなくなりごはんもちょっと残すようになりました。
しかし病院の先生から言われていた最後は肺転移し呼吸が苦しくなり肩で息をするようになると思いますよ！
というような症状にはまだまだ程遠い状況でした。
亡くなった3月14日もごはんを食べ、雪が降ったので休日返上で除雪に来た大好きなスタッフKにシッポを振って甘え、夕方にはいつもお世話をしてくれていたスタッフMにも挨拶し本当にもうすぐ亡くなってしまうとは誰もが思ってはいませんでした。
苦しんだ様子もまったくなくパタッと倒れてそのままという感じでした。
とても穏やかな顔で眠っているようにしか見えませんでした。

本当に突然のお別れに全員がただただ信じられず呆然としました。
死因は肺か心臓ではないかと思われますが苦しまずに旅立てた事に関しては良かったと思っています。
最後までまったく手の掛からない賢く優しい子でした。

虹の橋では昔のように走り回り仲間達と楽しく遊んでいることでしょう。

次に生まれ変わった時は病気になっても最後まで一緒にいてくれる飼い主さんに必ず出会える事を願い‥ラルフの冥福を祈りたいと思います。

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ラルフの車いすをご支援くださったＡさまはじめ、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
もうしばらくラルフの元気な姿をご報告できると思っていましたが、早々に逝ってしまいました...。

保健所に迷い犬として収容され、本来の飼い主のお迎えがなかったラルフ・・最期の時は何を想っていたのでしょうね・・。
犬がどこまでを考えるのかわかりませんが、【幸せな最期だった】と感じてくれていたら良いな...と思います。

ラルフ、もう痛くないね、ゆっくりお休み。

一向に減らない迷い犬の収容。
共に過ごしてきた時間を思い出してほしかった・・。
病気だからこそ、老犬だからこそ最期は一緒にいてほしいのです。

迷子札やマイクロチップを装着していたら...？
返還率は全く違うものになっていたでしょう。

脱走は誰にでもあり得ることで、脱走防止対策はもちろんのことですが、ここを見てくださっているかたはつけている方が多いかもしれないけれど・・飼い主の皆さん、今一度ご自分の愛犬・愛猫に迷子札やマイクロチップを装着すること、飼い犬や猫が歳をとりいずれ病気になった時の事、ご自分の年齢から最後まで面倒を見る事ができるのかをお考えいただけると幸いです。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞
みなさまの暖かいご支援、心よりお礼申しあげます。
いただいたご寄付は、医療費やフード代として大切に使わせていただきます
日々の活動で私達が当たり前と思っている事が意外と知られていない現実。
何処から始めたらいいのか悩んでしまいます・・。
寄付＝皆様の想いとしてしかと受け取り、これまで以上に１頭でも多くの犬猫を助け、新しいご家族の元で幸せに暮らせるように頑張ります。

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「釧路アニマルレスキューRedHeart」
http://kushiroredheart.org/