[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

幾日もかけて、時には季節もわたって仕上げていく編みもの。
ヒトからしたら、ただの毛糸玉ですが
ねこたちの世界からしてみたら、どうでしょう？
コロコロしたり止まったりの予想のつかない動き・・
延々とくるくるにょろにょろと出てくるもの・・
すばらしくキニナル、似たもの同士な「いきもの」なのではないでしょうか( ^ω^)







手元に形づくられていく編み物と同時に、お互いに遊び遊ばれながら、
ねこさんは、形のない「茶×オレンジな編みこみ模様な思い出」を、アルジのココロに織っていく。今となっては完成よりも大切にしている、ねこさんお手製のおまけの蜜です。



カシミア100%な毛糸も、できあがるころには、ねこさんのモフモフ分身も編みこまれて

｜Quority:
｜カシミア 99.XX %
｜ねこ　0.XX %
｜思い出 ♡♡%

...な品質。その混じったトコがうれしくて、うつくしい（恋は盲目）。

そうそう。
完成が目的だったころは、単調で長いみちのりに飽きてしまって途中で投げ出すことも多々ありました。学校の行事で書いた14歳の立志書が「何事も最後までやりとおす」だったくらい、悩みの種な性格。
ところが、ねこさんと暮らしはじめて・・完成に向かう景色や、ココロに湧き上がるものに重きをおく価値観が芽生えたら、困った性格は自然と克服されていたという。
　ねこさんをかわいいと感じるセンサーを持ってうまれた、「ねこ好きなヒト」というちいさな偏りが、天職につながる重要な素養や、価値観を開く鍵だったのでした。



出合いの恩恵はふたりの間を循環し、ねこさん自身は、ひつじやアルパカのやすらぎの恩恵を得て。（アルジと眠れる時間も収穫だと思ってもらえてたらうれしいな。）
アルジは、毛糸玉にいのちを吹き込んで「魅惑的なおともだち」を紹介したり、「愛される」を贈って、CRISPYKISSをポッケに忍ばせて、しあわせ螺旋（らせん）階段をのぼっていきたいなぁと思うのでした。

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読んでくださりありがとうございます✧⁺ 次回は，2月9日（月）になります。

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