わんにゃん支援活動
2015年02月14日
みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポ イントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんに ゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「湘南鎌倉猫ほっと さぽーと」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:鎌倉市玉縄)
2014年5月、鎌倉市 内の修道院から物置で子猫が生まれているとの相談が保健所経由で当会にありました。調 査に行ったところ施設の道路を隔てた向かいの家で繁殖制限(避妊去勢手術)を行わないまま猫に餌をやっていることが分かりました。周囲の方にもお話を伺うと、これまでに何頭も前の道路で交通事故にあって死んでいて可哀想だとのことでした。
餌場に来ていた3頭の成猫を手術し、修道院の物置の床下にいた3頭の子猫を保護して病 院で診察してもらったところ、3頭とも目に先天的な障害があり全盲だということが判りました。全く目が見えていないということでとても心配でしたが、普通に食べてトイレに 行ってみんなで元気に遊びます。これならペットとして可愛がってもらえるかもしれません。そこで会のメンバー宅で世話をしながら、里親さんを探すことにしました。
この先どうなるのかと不安が一杯でした。
でも子猫は元気に良く食べて成長していきました。
みんなの願いが通じたのか、幸運なことに障害に理解のある暖かいご家庭が見つかり3匹 一緒にもらわれました。兄弟で助け合いながら、ちゃっかりいたずらも覚え、今ではギャ ング団とよばれるほどすくすくと成長しています。
階段が苦手な子。お兄ちゃんに誘導してもらっています。
ノラ猫に不妊・去勢手術をせずに無責任に餌をやり続けると、小さい集団の中で繁殖が繰 り返され、遺伝的な障害の出現率が高まる可能性があります。
無責任な餌やりは、飼い主 のいない不幸な猫を増やしてしまうとともに、交通事故や障害発生のリスクを増大させる ことを出来るだけ多くの方に知っていただき、手術の徹底をして頂きたいと願っています 。
<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援いただき、ほんとうに有難うございます 。当会は不幸な猫をふやさないことが最も大切との思いから、飼主のいない猫の不妊・去 勢手術に力を入れています。
ご寄付は不妊・去勢手術費や治療費に使わせて頂いています 。
「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」
http://nekohotspprt.jimdo.com/