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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年02月14日

「動物いのちの会いわて」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポ イントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんに ゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「動物いのちの会いわて」さまより活動レポートが届きました。


(実施場所:岩手県岩手郡)

この半年間、合計23 回の譲渡会を開催し、犬29匹(成犬17匹、子犬12匹)、猫132匹(成猫23匹、 子猫109匹)を新しい家族のもとへ譲渡しました。
特徴的な事は、震災以降、子猫や子犬などに偏っていた譲渡希望が大きく変化し、高齢で も余命いくばくかしか無くても構わない、看取る覚悟で引き取りたいという希望者が増え ている事です。また、昨年の法律改正で適切な理由が無ければ保健所が引き取らないという事もあり、安易な理由での引き取り依頼が会の方に急増しています。もう一つ特徴的な ことは、一人暮らしの高齢者が飼っていたペットの飼育放棄が多くなっていることです。
真夏にショッピングデパートの駐車場で倒れ、救急車で運ばれ意識不明になった高齢者は 、自宅に6匹の猫と、1匹のチワワを飼っていましたが、遠くに住む娘さんから会に引き 取り依頼が来たのは3日後の夜、熱中症にかかってもおかしくない状況下でしたが、脱水 状態をなんとか脱出し、5匹の猫と1匹のチワワの譲渡先が見つかり、現在まるお君(成猫、去勢済)を残すだけとなりました。
今後も緊急レスキューを重点に活動を継続させたいと思っており、来春完成の診療所建設 がその拠点になる事を期待しています。
14年間の活動をまとめた写真集「ありがとう」も完成し、好評発売中ですので、資金調 達と会への理解を深めていただくために役立てたいと思っております。

20150214_動物いのちの会いわて_愛護週間譲渡会.JPG
①愛護週間譲渡会
岩手県振興局や獣医師会と協同毎年開催される譲渡会、譲渡全員にマイクロチップを埋め込みました。

20150214_動物いのちの会いわて_北上農研センター譲渡会.JPG
②北上
農業見本市との協同企画の譲渡会です。

20150214_動物いのちの会いわて_肴町商店街フリマ.JPG
③肴町
アーケード商店街で資金調達のためのフリ―マーケット

<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援をいただきありがとうございます。
震災から3年8カ月が経過しました、復興が遅れ、まだまだ仮設に暮らすしかない、狭い空間で体調もすぐれないと、ここまで頑張って来たのに動物を手放す飼い主が後を絶ちま せん。どんなに月日がたっても震災の影響は消えません。
一匹でも多くの動物のいのちが救えるようにスタッフ・ボランティア一同頑張ります、引 き続きのご支援をよろしくお願い致します。


「動物いのちの会いわて」
http://www.inochinokai.com/

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