実家の猫さん、ゴローさんと新太郎さん。
なかよしコンビb
2年半くらい前に実家に帰ったとき、犬の散歩コースにいつも現れる猫さんがいるとの話を母から聞き、行ってみて予定通り発見しました。
次の日はキャリーケースを持って保護へ。
実家で保護することになるのですが・・・母が出した条件は「将来、自分が飼えなくなったら引き取ること」でした。
常に猫想い、この親にしてこの子ありですね。
現地についてしばらく探していると、柵の向こうから走ってやってきました!
人慣れぐあいと、自分から進んでキャリーに入るあたりに元飼い猫感が漂います。
病院に行った後、連れて帰ってみると結構ガリガリ・・・。
お外の生活がどれだけ過酷だったか分かります。
保護できてよかった!
うちに来て、初日からすぐに先住猫の新太郎さんと仲良しに。
普通ちょっとは威嚇とかしそうなもんですが、お互い全くなしです。
先住犬とも初日からこんな感じ。
まあ、散歩中にお外で会っていたので実はこの2匹は初対面ではないのですけどね。
そんなゴローさんの体調が悪くなったと聞いたのは年始頃。
病院では風邪だろうということだったのですが、なかなか治らず。
最終的には不治の病、腎臓病・・・人間であれば臓器移植が必要なレベルとの診断でした。
これはお見舞いに行かないと、と急遽帰省を決めたのですが、正月でも揃わなかった家族全員が揃うこととなりました。
ゴローさんのためにみんな集まりました。
帰省数日前、階段も登れなくなるほど弱っていて「帰ってくるまで持たないかも・・・」とのことだったのですが、いざ帰ってみるといつもと変わりありません!
テーブルにもジャンプして登るし眼力もある。
そして、食欲があるというのがいいですね。安心しますb
抜歯や点滴で食べるようになり体調がよくなったのだそうです。
腎臓の機能が戻ることはないそうなので、食療法でゆっくりと生きていって欲しいです。
夜、寝る前に新太郎さんと一緒にベッドで待っていてくれました。
寒がりのゴローさんは布団の中にもぐってきてくれました。
嬉しい・・・でもこれが最後になるのはなんとなく分かってましたけどね。
翌日は新太郎さんとべったり。良く見る光景。
自分では毛繕いをしないので、いつも新太郎さんがしてあげるのです。
そのうち二人とも寝てしまいました。
少し痩せて、少し動きもゆっくりだけど、今までと変わらずご飯食べて、ジャンプしたり走ったり。
持ち直したかのように思えましたが、また食べなくなり一ヵ月もしないうちに虹の橋を渡ってしまわれました。
最後の瞬間は新太郎さんが同じ部屋に居て見送ってくれたそうです。
帰る前に撮ったゴローさん最後の写真。もう写真が増えることはありません。
猫さんが旅立つと、「どんな思い出を残せたのだろう?」「ちゃんと幸せだったのかな?」と考えてしまうのですが、この最高のツーショットを見ていると自信を持って言えます。
「うちに来て良かったでしょ」
そして、うちの子になってくれてありがとう。
またね!
写真
さくらねこブログライター紹介
ねこせんせい
猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。
うちも、腎臓を患っている19歳のニャン、この子は、AIDSも。そして、昨年暮れに保護した白血病のニャンと合計6ニャンと暮らしています全員、野良出身です。私も毎日、腎臓病のニャンの点滴やら、通院をしていますが、幸せです
by なべちゃん 2015-02-26 16:07
最後を見送ってくれる仲間が居て良かったですね
最後の時が冷たい外で無かった 保護してなければ幸せの時間はもっと短かったはず
この家に来られて良かったときっと思ってますね
by FIGARO 2015-02-26 17:08
うちの子も先日、リンパ腫を患い闘病していましたが最後は加齢と病気により腎臓がパンクしてしまい旅立ちました。男の子らしく最期まで凛として頑張る姿に尚、哀しみもありましたがよく頑張ったと思います。まだ、22歳の女の子を頭に三匹の子がいます。哀しいけど残されたニャンコ達を最期まで看取れるように頑張ります!
by にゃん太郎 2015-02-26 17:40
会ったことはなくても、どんなに愛すべき猫さんだったか、写真からよくわかります。ねこせんせいの家に来てしあわせだったね。仲良しの進太郎君に看取られて、いい旅立ちだったね。ゴローくん、ありがとう。
by 道ばた猫 2015-02-26 19:21
楽しい人生だったのではないのでしょうか。
ツーショットのお顔がとってもイイお顔です。我が家でも、1匹います。これからもたっぷり愛情を注いで、後悔ないように暮らしていきたいと思います。
by こゆき 2015-02-26 19:21
3年ほど前に、犬さんを腎臓の病気で看取りました。
延命を続けないと決めたことと、最後の瞬間は、思い出すと今でも胸が締めつけられます…。辛いですが、楽しかった、可愛い子だった、いっぱいありがとうね〜と思います。
ゴローちゃん、拾われて、みんなといれて、きっと幸せだったと思います。
かわいいゴローちゃん。おつかれさまでした。
by フミヨ 2015-02-26 22:49
> なべちゃんさま
聞いたことある病気がいくつも・・・。
でも病気であっても、みんなと一緒に居られることが幸せなのには何も変わりがないんですよね。
みなさんまったりと日々を過ごしていって欲しいです。
by ねこせんせい 2015-02-27 00:45
> FIGAROさま
3年も居なかったのかと思うと短く感じてしまいますが
快適な生活があって素敵な友達に会えて、充実した時間だったのではないかと思います。
最後の瞬間はとても静かだったそうです。見守られて安心してたんでしょうね。
by ねこせんせい 2015-02-27 00:50
> にゃん太郎さま
うちは3歳半くらいでしたが、高齢猫さんには特に腎臓病多いそうですね。。
心配させまいと毅然としている姿、かっこいいですb
22歳もかなりびっくりですが、みなさまにこれからも穏やかな時間が流れていくことを願います。
by ねこせんせい 2015-02-27 00:52
> 道ばた猫さま
ゴローさんは一度捨てられてもやっぱり人間が好きで、
うちのみんなもゴローさんが好きで幸せでした。
ストーブの前で暖まっていたら押しのけられて、ご飯のときも押しのけられて
それでも怒らずどっしり構えていた新太郎さん・・・友達にも恵まれましたb
by ねこせんせい 2015-02-27 00:55
> こゆきさま
この脱力しきった表情が幸せそのものかなと思います。
身も心も温めあってますね。
猫さんとこれからも良い時間を過ごしてくださいb
by ねこせんせい 2015-02-27 00:58
> フミヨさま
闘病生活をどういう風にしていくかは確かに難しい選択だったと思います。
でも天寿を全うし、その時を見届けてあげられたというのは犬さんにとって幸せなことだったはずです。
一緒の時間を暮らしてくれた子は、ほんと感謝しかないですね。
by ねこせんせい 2015-02-27 01:02
ゴローさんはきっと毎日が楽しくて暖かい場所があって御飯も有って…幸せに暮らせて良かった。
今年の初めにワンちゃんを老衰で亡くしました。何回も経験してる別れなのにいつも幸せだった?ウチの子で良かった?て泣きながら問うのです。今9ヶ月のネコちゃんが家に居てます。母猫が居なくなって保護した子です。
いつも問うんです。ウチに来てくれたけど幸せ?私がお母さんでもいいの?って。
いつか必ずさよならしなくてはいけないのが分かってるから毎日毎日私なりに愛情を注いで暮らしてます。
by ウメ 2015-02-27 13:51
ゴローさん(泣)ねこせんせいのところにもらわれて、本当に幸せだったね~~!!!
by しましま 2015-02-28 13:06
> ウメさま
老衰で亡くなるまでご長寿だったという事はきっと幸せだったからですよb
一緒にいられる時間も限りがあるからこそ毎日愛情を注いで後悔の内容にって思うのかもしれないですね。
うちも改めてこの当たり前の日々に感謝したいと思います。
by ねこせんせい 2015-03-01 00:23
> しましまさま
新太郎さんがとても良くしてくれたので毎日が楽しかったと思います。
元捨て猫どうし何か感じるものがあったのかもしれないです。
by ねこせんせい 2015-03-01 00:28
家の先代にゃんこ は21歳で亡くなりました。
私の不注意で体力を奪ってしまい、経済的な理由からひゃく100%な事はしてあげられず、わたしが命を縮めてしまった…
私の子育てを見守り、不登校だった娘達によりそい
by もこ 2015-03-01 01:30
途中ですみません。
娘達に寄り添ってくれました。
私はペットロスになりたびたび泣いていました。
家に来なかったらもっと長生き出来たのに…
家で幸せだったのかなぁ…
私を見かねて巡り合わせてくれたかなのように、今の子が家に来ました。
今の子も 家に来て幸せなのか わからないけど、大切にお世話させてもらおうと思っています。
悲しい亡くなりかたになってしまうにゃんこが、少しでも居なくなりますように…
by もこ 2015-03-01 01:48
> もこさま
21歳まで長生きできている時点で幸せな一生だったはずですよ!
ストレスが大きいと長生きできないみたいですし。
今の猫さんもまた幸せにしてあげてくださいb
素敵な家族ができ、そこで一生を過ごせる猫さんが増えていってほしいですね。
by ねこせんせい 2015-03-02 01:56
初めまして。
うちにも今21歳の雌の雑種の猫がいます。
いつ別れがきてもおかしくないほど高齢なので、毎日一緒にいられることがとても嬉しいです。
それゆえ、ゴローさんのお話は他人事と思えないのです。
うちの猫も、うちに来て幸せだと思ってくれているのかなぁ。
ゴローさんと新太郎さんの寄り添って寝ている写真、微笑ましいです。
by ゆうき 2015-03-02 22:18
外に居る猫は、食べる事だけで必死で生きています。
年末に、ボロボロな雌猫を保護しました。避妊してたから、捨てられたのです。
今迄保護して御里に出て行く猫達と、「あんたはここで、ゆっくり残りのニャン生を過ごしなさいな」
と区別をつけなければいけないのですが、 「最後を看取る・・・」本当に辛いですよね。
私の家でニャン生を過ごしている老猫や病気の猫同士、最後はわかるようです。
猫は隠れて亡くなるって言うけれど、家にいると、最後は寄り添い、回りをウロウロ元気な猫が心配そうに、きずかっていますよ。
間違いなく幸せな最後(苦しみや辛さが分からないから辛いけど)
私はそう思っています。
反対に人間に、生きるって、色々教えてくれています。
食べて、寝て、ウンチして・・・柱に爪とぎして(--* 気ままして!
それだけのように見えますが・・・それだけでいいと思っています。
by naoma 2015-03-03 13:48
> ゆうきさま
一日一日がありがたいですよねb
自宅に居る猫さんはまだ7歳前なのですが、布団にもぐってくるたびに
この当たり前はあと何回続くのだろう、と思ってしまいます・・・。
幸せじゃないとそんなに長生きしないですよ!これから先も幸せな時間を長く過ごして下さい。
by ねこせんせい 2015-03-03 23:33
> naomaさま
保護ありがとうございます。
なんだかんだで、朝起きたとき布団にゴローさんの立派なウンチがあって・・それがなんか嬉しかったりするんですよね。
しっかり生きているやん!・・って
最期を看取るのはつらいのですが、その瞬間一人にさせずに一緒に居られてよかったなとも思います。
立ち会えなかった猫さんのほうが多いですし。
by ねこせんせい 2015-03-03 23:44
はじめまして、本日うちのこも旅立ちました。
20才近くで、最後きちんと看取れたのでよかったですが、しばらくはペットロスになりそうです。
立ち会えなかったこの中でがはじめてみとりましたが、つらいですね、
保護してくださる方には頭が下がります
by 文月 2015-03-06 21:43
> 文月さま
長生きされましたね。ご冥福をお祈りいたします。
看取るのはほんとうにつらいですね・・・。
でも看取られる猫さんは安心して旅立てるのかなと思います。
by ねこせんせい 2015-03-08 14:30