[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

マフラーやショールあたりを編んでると毎度乗りあげてくるねこさんたち。
そこからはじまるエピソードも、
離れ離れなときに、ココロに空いてしまう「ねこ型あなぼこ」を埋めてくれるものになります。
そんなこんなで、彼たちと共にいる気配を感じられる、ねこさんとの巻きものつくり。

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窓も凍りそうな とある雪の日 ――



編み途中だった雪雲色のベビーアルパカにふれたくなりました。
と同時に、オレンジ色のページホルダーさん、就任。

=ↀωↀ=oO( 手だけなんて言わず、カラダごと捧げて押さえますよ。このページの編み図をすべて、シマシマ記号にするサービスつけときますね。微笑。)

だからほら、"あのおいしいやつ。"　よろしくね。

いつも思うこと。。
どうしてこんなにも正確に「今まさに！」とか「イマココ！」の類を知ってるのでしょう。

ねこさんには、ヒトの見えないものまで見えてるという説がありますが。。ヒトの目から、ビームのようなものが見えてるの？くらいの、感知力だなぁ...と妄想しつつ



「ちょっと失礼しますよ」っと、モフめくり。

本を引っ張ったり、モフモフを押し出したり、そしてまた元通りという攻防を何度か繰り広げ、やっとお互いの折衷プランを確立しました。
が、ナイスページホルダー！な役割では物足りない面持ち。

どうしてもどうしても、何かしでかしてアルジの関心を集めていたい、ちょっとイジワルしたい。。ちいさな男の子みたいな愛情表現がくすぐったい。（でも全力で返すと迷惑がるねこのひと...。）

そうそう。
むかしむかしに編んだものにふれると
当時、編みながら聴いていた音楽、話し声、空気のにおい、願いまで再生されることがあります。
よくないことの記憶も、時間をかけて寝かせることで、十数年後...数十年後に思い出したとき......あのころは未熟で気付けなかった恋の真相が、手に取るようにわかってスルスルと解けたり、おとなの立場だった人たちもまた、成長段階だったんだとわかることがあります。
自分が傷つくことではなかったのだと、別の角度から解釈できて、長年の荷物をおろせたりと...... 変えられないと思っていた過去をぬり替える、素晴らしい機会をもたらしてくれるのです。
　ねこさんとの編みものは、彼らとの時間を編み込み、今解決できない問題、今あるしあわせを詰め合わせて、未来の自分にありありと届ける一種のタイムカプセルでもあるのだなぁと思います。

―― ということで、CRISPYKISSの時間ですよ、アルジ。
と、いつも23時35分。 ... 腹時計の精度もすご過ぎます、ねこさん。

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読んでくださりありがとうございます✧⁺ 次回は，3月23日（月）になります。

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