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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年04月03日

「たんぽぽの里」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「たんぽぽの里」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:相模原市中央区相模原5-2)

子猫シーズン真っ盛りの中で、センターに入った二つの多頭崩壊。ふたを開けたら小田原は77匹、 鎌倉は90匹という、莫大な頭数であった。
状態の悪い猫が多い中でも、近親交配で妊娠し、妊娠継続が難しいほどに、状態も悪かった。 たんぽぽの里創設以来の劣悪極まりのないレスキューでした。
そんな中でも、たくさんの動物を思う気持ちが集まり、全頭のケアーができた事。すごいと思います。
鎌倉小田原の崩壊をきっかけに、たくさんの方から同じような崩壊の相談が舞い込みました。
見えない場所で、いろんな悩みを抱えている人がいることが、この崩壊をきっかけに、現れてきたことはある意味、良い事なのではと思います。

10月には軽井沢のレスキュー。ブリーダーの崩壊です。
遺体のある中でのレスキューはとても悲しいものでした。しかしながら、軽井沢警察が動愛法に基づいて飼主に対して捜査立件の為に動いています。
全国初のブリーダー・含め飼主を含めて、ネグレスト事案の立件になると思います。

そして、一番のエピソードは全国初の都道府県レベルでの猫の殺処分が1年間という通年を通して 「殺処分0」を神奈川県動物保護センターで達成できた事です。
ただ、2014年4月に収容された猫が未だに保護できずにセンターで待っていますので、里親決定を 多くすることで、その猫たちを1日でも早く保護できるようにしたいと思っています。

私達だけで成しえたわけではなく、たくさんの皆様がたんぽぽの里を支えてくださっているからこそ 悲願である殺処分0が達成できたと思っています。

殺処分0を目指すために、センターに収容される前に小田原、鎌倉などの多頭レスキューを行政と一緒に向き合うという事業ができた事も、そこにつながっています。

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みんなまったり。シェルターには、昨年の崩壊続きで80匹の猫たちが素敵なご縁を待っています。

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白血病だったポヨ。素敵なご縁を頂きました。キャリア猫の里親決定はとてもうれしいですし、あきらめなくてよかったと思います。

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子猫の保護は毎日のように続く春から夏。預かりボランティアさん募集しています。

<ご支援くださっているみなさまへ>
平成26年度、神奈川県では犬猫の殺処分は現状で行われておりません。時に処分の危機をむあけた動物もいますが、たくさんの力が集まり、今も継続しています。どうしても足を引っ張りがちな猫の処分。平成26年度が犬猫殺処分0になるように、力を合わせて頑張っていきたいともいます。


「たんぽぽの里」
http://neko-chan.net/
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