[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

春休み明けの里山では、山桜もまだ散らず、のどかな春が続いています。

里山娘のライムちゃんが「お散歩いくけど、一緒に行く？」と誘ってくれました。
行きますとも～
みなさんもどうぞご一緒に、里山の春を楽しみましょう。



菜の花の咲く野道を行くライムちゃんの目は、好奇心できらきら。
ライムちゃんにとっては、2度目の春です。



立ち止まっては、春の匂いを嗅がずにはいられません。



フキの葉もこんなに青々と茂っています。
ライムちゃんのしっぽがピンと立っているのは、とってもとっても気分のいい証拠。



オオイヌノフグリの青い可憐な花がびっしり咲く径で、向こうから来たバジルおばさんとすれ違い。バジルさんも、陽気に誘われてのお散歩のよう。
道で、顔見知りに出逢った時には、鼻と鼻を、若輩者のほうからちょこんとくっつけてご挨拶するのが、猫社会のマナーです。



あ、草むらに動くものみっけ！
でも、まだちっちゃなトカゲなので、見逃してあげました。



山桜の広場で、のんおばさんとも遭遇。ライムちゃんから、ご挨拶に駆け寄ります。
生後2週間くらいでノラ母さんとはぐれて、この里にもらわれてきたライムちゃんには、「育ての母」の里山猫さんがたくさんいるのです。



人間にとっての桜は、下から見上げるものだけど...ライムちゃんは意気揚々、桜の木にのぼって、里を見渡します。
いいなあ。猫になってのぼりたい・・・・。



ハイになってるライムちゃんは、そのあとも、杉の木に一気上り！
わが家の猫たちも、春一番の頃に、庭の木に一気上りをするのが恒例です。やはり春って、生き物たちの原始的な生命力や挑戦力をかきたてる季節なのですね。



畑の畝も、お気に入りのお散歩ルート。葉物もぐんぐん育っています。



陽ざしでぬくもった土の上でひと休み。
ひと雨ごとに里山の木々が芽吹いて、緑を増していきます。
ウグイスも鳴いてます。
吹き渡る風がいい気持ち！
ひとしきりくつろいで、ライムちゃん、帰宅ルートをたどります。小腹がすいたのでしょうね。



ライムちゃん、里山案内、ありがとう。
とっても楽しかったよ。別れが惜しいけど、バイバイ、またね。



次は、初夏の里山散歩、一緒に行こうね。

さて、今、発売中の「猫びより」の特集は、「男と猫」。
私は、3匹の猫たちと房総暮らしを楽しむ、あるかたを取材・撮影しました。



シャンシャンシャンと、手拍子を打つと、3匹の猫たちが、しっぽをピンと立てて、お散歩についていきます。
さすが、トップ・ミュージシャン。
どうぞ、「猫びより」誌上で、とっても羨ましい猫生活ぶりをごらんください。