みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの
「動物たちの保護と飼い主探し支援」、
毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ
「南相馬 にゃんこはうす」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:福島県南相馬市鹿島区上栃窪瀬ノ沢)
■実施期間(2014.5~10)
春からはにゃんこはうすの写真展を地元福井県で行うための準備で大わらわでした。
震災当時西日本の福井では震災のニュースに心痛めてはいたものの、遠くの地で起こった災害に、
夏頃には次第に関心が無くなっていってしまいました。
3年たっても変わらない被災地の状況と、被災動物の状況を知ってもらうのは・・と日々考え、
今までの写真展とは違う資料や、現在のパネルを作り直し、「被災地」を知ってもらうため努力しました。
結果、福井県で初めて催された被災地と被災動物の写真展は3000人を超える来場が有り、
多くの人に現実と現状を知ってもらえました。
そして、季節は春から夏へと向かう季節は、私たち猫を保護している者には一番大変な季節でもあり、
子猫の遺棄が相次ぎ、シェルターは保護した子猫ですぐにいっぱいになってしまいました。
にゃんこはうすのシェルターがあるのは山の中なのですが、その近隣の山には毎年たくさんの猫が捨てられてしまいます。
山に捨てられ恐怖で逃げ回る子猫を捕まえるのも大変で四苦八苦します。
そして、捨てられた子は山道を飛ばす車に轢かれたり、生き残っても疥癬やいろんな病気にかかり、衰弱した子が大勢です。
しかも、一度に9匹の子猫が捨てられた現場に、偶然スタッフが通りかかり、保護と言うこともありました。
そして、県外で起こった多頭崩壊の状態の悪い猫6匹も受け入れや、被災動物と飼い主を繋ぐために
南相馬で活動されていた方が急死し、飼われていたペットである6匹を保護し、
夏頃にはシェルターの収容頭数を越えた80匹を超える数が、にゃんこはうすに在籍することになってしまいましたが、
その分譲渡も進み、現在(11月)には、シェルターでの適切な保護等数に戻っています。
山の中出捨てられ発見した当時のクリス(里子にいきました)
山に捨てられて酷い疥癬で保護されたミック(ダブルキャリアでした)
福井県でのにゃんこはうす写真展の様子
9匹の捨て猫
<ご支援くださっているみなさまへ>
今期も沢山の子猫や状態の悪い子達を保護しながらも、適切な治療や、食事をさせてあげれたのも皆様からの度重なる
長き支援があってこそと感謝しています。
現在は被災猫だけではなく、遺棄、虐待にあった子達もシェルターで保護しています。
沢山の猫を保護できるのも、適切な数のスタッフの雇用の維持と、シェルターを運営できる支援があってこそと思います。
皆さま本当にありがとうございました。
「南相馬 にゃんこはうす」
http://www.nyankohouse.net/