[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさま、こんにちは。
先日７月２６日は、ＫＯＢＥにゃんずフェスタ内で岩津さんのお話し会を開催いたしました。お越しくださった方々、どうもありがとうございました！　

ご参加の方々にはひとつずつご質問をお持ちいただき、それに岩津さんがお答えするという形で進めました。その一部をブログで公開いたします。

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Ｑ１.　２匹の猫を飼っているのですが、最近１匹の方の粗相が気になります。私のカバンの中、キッチンマットの上、タオルを引っ張って落とした上でしたり、最近ではキッチンのシンクの排水溝にしゃがみ込んで目の前でジョーッと。何かを訴えているのでしょうか？

岩津さん
目を見て粗相するということは、ほとんどが甘えなどの訴えの現れです。ご質問者様は猫さんによく話しかけられているそうですが、やはりまだ寂しいのだと思います。出かける前には、いつごろ帰ってくるよ、と伝えて、帰ったら「ありがとう」と感謝する。訪問者がいる時は、「今日は私のお友達が来るのよ。」などと前もって説明するというようなことをもっとしてあげてください。ごくまれにですが、飼い主様がトイレに入っている様子を観察し、猫さんがまねて水が流れるシンクや洗面台で用を足す子もいました。「お母さんのまねしてるの」と(笑)　かわいいですね。

（※猫部スタッフ注釈：医学的に、粗相はストレスや病気の兆候の可能性もありますので、獣医さんへの受診もおこなってください。）

Ｑ２.　食用とされる家畜動物たち（鶏、豚、牛など）とアニマルコミュニケーションをされたことはありますか？ 家畜動物たちのために私たち人間は何ができるのだろうと考えています。

岩津さん
今まで食用となる動物たちとアニマルコミュニケーションをしたことはありません。ただ、一時期、お肉をいただくとその動物の記憶を追体験するということがありました。ひどい環境で飼われていたり、恐怖、あきらめ、無感情になった動物の様子に心を痛めました。今はそういうことはなくなりました。私も時々はお肉もいただきます。買う私たちが心がけるべきなのは、まず感謝していただくこと、無駄な買い物はしない、などではないでしょうか。お肉だけではなく私たちが食べるお野菜やお米も同じように命を捧げてくれています。その大切な命は私たちの体をめぐり、このおかげで生きていることを忘れないことは大事ですね。

Ｑ３.　猫ちゃんは住んでいる国の言葉以外でも理解できるのですか？

岩津さん
はい、できます。言葉には想いがこもっているので、その想いで通じ合うと理解してもらえればいいと思います。なので、私が外国に行っても日本語で話しかけて、通じるんですよ。

Ｑ４.　娘や主人はうちの猫に話しかけたり積極的に遊んだりをしないのですが、猫の方は二人のことが大好きで横で寝たり側に寄ってゴロゴロしたりしています。一方、私は猫に話しかけたり、かわいがったりするのに猫はわりとそっけないのです。私のことはあまり好きじゃないのでしょうか？

岩津さん
好きでないことはないと思います。ただ、たまにあるケースでは、猫さんが忙しそうにしている人の方を気遣い、近寄って邪魔しないようにしているというものです。まずはご自分がリラックスして、心地いい状態でいてください。飼い主さんが気持ちいいのは猫さんもうれしいはずです。

Ｑ５.　猫さんはひとりで留守番していて寂しくないんでしょうか？

岩津さん
これはまったく猫によるので、猫に聞いてみるしかありません。ひとりが好きな子もいれば、猫と一緒にいるのが好きな子もいます。飼い主さんなら猫さんのお返事がイエスかノーかは表情や行動で分かると思いますのでぜひ聞いてみて下さい。「猫の家族が欲しい？」と聞いてる最中にプイッと立ち上がってどこかへ行ってしまうようなら明らかにノーですけどね。

Ｑ６.　天国の猫さんはどんな風に過ごしているのでしょうか？

岩津さん
基本的な性分は生きてる時と変わらないので、例えばボール遊びが好きな猫さんは、天国に行ってもボールをガジガジかみながら「なに？ 今、遊ぶのに忙しいの！」と楽しげな様子を見せてくれたことがあります。また、母性が強かったけどこの世では子猫を授かれなかった猫さんは、天国では子どもを連れてお世話してたというケースもありました。みんな楽しく過ごしていますよ。

その場でワンちゃんや猫ちゃんとコミュニケーションしてお答えいただくこともありました。

次回はお盆休みをいただきまして、次の更新は８月２８日（金）となります。
みにゃさま、楽しい夏をお過ごしください！