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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年12月02日

「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」さまの活動レポート(2014-15後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:主に長野県南部

★幸せになれるはずだったミミちゃんとゆうせい君の話

ハッピーテールが保健所から引き出し、譲渡した猫が飼育放棄されるというとても残念な出来事がありました。
ミミ、ゆうせいの2匹です。
当時スタッフが書いたものです。

『3年前、幼猫だった2匹は一緒にもらわれていきました。
「夫が亡くなり、息子と暮らすので、返します」とのこと。
家は売りに出され、無人となり、この子達は閉め出されました。
サンルームとは名ばかりの狭いところにエサは置かれていました。
冷たく汚れた場所に不衛生に散乱していました。

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窓は開けられ雪も入ってきたことでしょう。
保護時、2匹の体調は悪く1匹は即入院しました。
栄養失調なうえ風邪をこじらせていました。

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獣医師によると、「もう少し遅ければ命をおとしていた」と云われました。
家族にしてもらえなかったこの子達を抱きしめると、あまりにも軽くて涙が止まりません。

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現在は退院し、少しずつ元気になっています。
2匹はとても仲良しです。きっと寒い時、辛い時、寄り添っていたはずです。
出来ることなら、一緒に新しい家で幸せになってほしいと思います。』
(2015年1月)

スタッフが大事に保護し、幸せになるはずだった2匹がこんな風に戻ってくる事になるとは、とても残念です。
現在は、体調は安定しましたがミミは尿路結石で療法食、ゆうせいは悪化した風邪背養生が酷く鼻水と鼻血のクシャミをしています。
二度とこのような思いをさせない、優しい飼い主さんとの出会いを待っています。


★パルボから生還したベルちゃんの話

ベルちゃんは、今年1月8日にボランティア先の南信犬等管理所に収容されました。
首輪をした飼い猫らしい子猫です。
本来なら収容対象ではないはずですが持ち込まれたのが警察署だったこともあり収容となってしまいました。

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元の飼い主が名乗り出ずとも、もらいてがみつかるのもたやすいと思われましたが、19日に伝染病のパルボを発症してしまいました。
昨年末にも収容所でパルボが出て入院させたにも関わらず死亡したこともあり感染の心配はしていましたが、元気がないとの連絡を受け即座に入院させました。

生死も危ぶまれましたが対応が早かったのと獣医さんの適切な処置で、31日に退院することができました。

多額の費用がかかってしまいましたが死亡率の高い病から生還することができました。

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現在、里親様も決まりスタッフ宅での最後の時間を元気いっぱいに過ごしております。
ご支援金があったからこそ入院させることもできたのです。
多くの支援してくださる方々あっての命だと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援くださった皆様、いつも本当にありがとうございます。不幸な犬猫を救うことができるのもご支援があってのことです。スタッフ一同感謝でいっぱいです。今後ともよろしくお願いいたします。


「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/
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