[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

「にゃーにゃー」とよくしゃべる猫、白猫のモモは16歳のおばあちゃん。けれどいまも成長期にあるみたい（驚）！ 3.8kgある体重は猫生で一番重い体重なんだとか。成長しつづけるモモの猫生活に密着です！


おっぴろげー


ごろにゃーご。甘い時間ですにゃ。

夢のあとに

大病もなく、高いところにだってひとっ飛び。「本当に16歳？」と疑うほどに元気なモモ。そんなモモを生後４ヶ月から育て上げた飼い主の岸真琴（きし・まこと）さん。現在のモモは「親」のような存在で、逆に自分が面倒を見てもらっている感じさえすると優しく笑いました。

真琴さんとモモの出会いは友人からの「猫飼わない？」のひとことから。実家を離れ一人暮らしをする真琴さんには、いま思えば、心の不安を埋める猫が必要だったのかも。元々動物好きな家庭で育ったので、猫の飼育にはなんの不安もなく、むしろ手のひらサイズのモモは真琴さんの夢を追う原動力にもなりました。



ヘアメイクと美容師歴を合わせて15年。誰もが認める技術を手にして真琴さんは夢を叶え、現在もヘアサロンで充実した毎日を送っています。それはモモにとっても同じこと。夢を追う最中は忙しく、あまりモモをかまってあげられなかったから......。いまは自分のペースでお仕事できる環境に恵まれ、真琴さんとモモとの時間は濃密に、お互いに嬉しい毎日を送っています。


いまが一番なのだ。

モモの食事事情

16歳の定期検診の時「歯がきれいですねー」と獣医さんから褒められたのは、美容師という職業が少なからず関係があります。
ヘアサロン入社当時は深夜に帰宅することもしばしば。ウエットフードの出しっ放しはとくに夏場、腐ってしまうから心配です。そんなこともありモモには幼少期からドライフードを与えていたとのことです。
私はこれまでの連載で、幼少期からドライフードをメインに食べている猫は年をとっても歯が健康で食べる意欲が強く、ご長寿の傾向にあると感じています。それが真実なら、忙しい勤務形態が逆に好影響をもたらす要因になっていたのかもしれませんね。



カリカリに煮干しを少しトッピングするのがいつもの食事メニュー。一緒にいる時間が長くなったからだろうか？モモの体重はやや増加傾向にあるといいます。まだ成長するつもりなの！？こんなの初めて！！


大好物は海苔！しかも味付けタイプ！


「もう終わり？」一日一枚よ。

それがモモのいきがい

16歳のモモはまるで人間の会話がわかっているかのよう。インタビュー時も耳を傾け、しかもいいタイミングで合いの手をいれるかのようニャーと泣くのです。聞けばモモ、元々あまり泣く子ではなかったらしく、真琴さんが家にいる時間が長くなったころからそれは顕著になりました。心配になった真琴さんは動物病院で一度診てもらうのですが、懸念していた病もなく、いたって健康とのこと。もしかして真琴さんの身体の変化、行動の変化に気づいたからなのかも？そういえば最近、ご主人がモモのお世話をよくしてくれているらしいね。猫って鋭いって思いません？


興味ないふりして、じつは会話を聞いている。

いま、真琴さんのおなかには新しい生命が。ひょっとしてモモはおなかの赤ちゃんに話しかけているのかな？歌って聴かせているの？それとも妬きもちなのかな？私の楽しい妄想はふくれるばかり。 真琴さん、モモも私も健康な赤ちゃんが生まれていることをお祈りしています。
モモの生きがい、見つけました。長女としての長寿を全うしなければ。



猫との出会いは楽しい、人との出会いも楽しい。
ともに成長する二人、素敵です。


お祈りの儀式？いいえ、ただの爪とぎです。




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