猫部の みにゃさま
明けましておめでとうございます!!
映画「猫なんかよんでもこない。」監督・脚本の山本透でございます。
とうとう1月になりました。
公開まで カウントダウン24日!
長かったなぁ‥。
楽しみにしてくださっている みにゃさま方、あと少しですよ~~!!
思い返すと ホント~~に 大変な撮影でした。
クランクインした初日から、あまりにもジッとしていてくれない
チビチンとチンクロ‥
クロがジッとしてても
チンはソッポをむく
チンが顔を出すと クロが隠れ
クロが顔を出すと チンが隠れる...
2匹一緒のカットをお芝居に合わせて撮るのは
本当に難しかった。 ‥正直にいうと
1日目の撮影を終えた時
「とんでもなく無謀な映画を撮りはじめてしまったんじゃないか」と
悩んだし、落ち込みました。
ここまで猫が出てくる映画が 今までなかったのは
当たり前のことで、いくら自分が猫好きだからと言っても
流石にこの脚本、この原作を映画化するなんて、そもそも
ムリだったんじゃないかと。
帰宅して、愛猫のさくらに相談したりして‥
でもスタッフもキャストも全員がこの映画に必至で取り組んでくれてるのに
自分が落ち込んでる場合じゃないし、そーいう脚本を書いたのも自分だし。
翌日からは 頭を切り替えました。
そもそも「猫は自由な生き物」何かをやらせようなんて考えちゃいけない
もっともっと猫に寄り添って撮影しないと!
水 飲みたい時に、水のんで
行きたいとこ行って
その家に住んでるみたいな気分に 猫たちがなってくれたら
この映画の本当にやりたい 猫たちの自然な表情が撮れるんじゃないかって
祈るような気持ちで 毎日 猫たちと接していって
そんな思いが 徐々に伝わってきたのか
猫たちは、スタッフやキャスト、ロケ現場にどんどん慣れだして
素敵な顔を たくさん見せてくれたのでした。
(思わず癒されちゃうスタッフ)
最後は、ほとんど放し飼い状態の撮影現場。
(原作の杉作先生がロケ現場に来てくれた時も、こんなでした)
ほとんどのシーンが猫 出ずっぱりの「猫なんかよんでもこない。」
今までの猫映画の常識を超えた(自分で言うのはなんですけど‥)
猫のお芝居(?) 自然な猫たちの表情満載の 新しい猫映画が出来ました!
みにゃさん、是非劇場で体感して欲しい!
動物と一緒に暮らすことは、決して楽なことだけじゃないけれど
こんなに人の心を温めてくれる、かけがえのない 特別な存在。
クロとチン 沢山の猫たちが劇場で待ってます。
きっと みにゃさんの心を ポッカぽかに温めてくれますよ。
いよいよ1月30日(土)全国公開。 応援 よろしくお願い致します!!
写真
猫よん。ブログ ライター紹介
山本さん
1969年、東京生まれ。山崎貴監督をはじめ数多くの監督に師事。05年に映画『幸せになろうよ』で監督デビュー。
主な監督作に『キズモモ。』(08)、『グッモーエビアン!』(12)、『YOSHII CINEMAS』(13)など。
最新作に、藤原竜也主演映画『探検隊の栄光』(10/16公開)、演劇集団 UNCHANGED旗揚げ公演
「In the Sky with☆ダイアモンド」の監督・脚本も手掛ける。(9/30~10/4 @劇場HOPE)
おめでとうございます^_^今年も可愛い猫ちゃん達に出会えるのを楽しみにしてますよ。
by 和美 2016-01-06 16:06
キャットコピーっていつ発表されるのでしょうか?
by kira 2016-01-06 18:33
ホントにこの猫にゃんたちが、可愛いです!映画がとても楽しみです。
by りんりん 2016-01-11 11:54