フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:飯舘村
飯舘村に残されている犬猫の給餌活動。
★給餌
★犬舎の片づけ
避難から4年を迎え、飯舘村のわんにゃんも歳をとり、高齢や病気により亡くなる子もいます。
人間が避難し家に明りが灯らなくなってから、多くの月日を犬や猫たちはその村で生き続けています。
一緒に暮らしたい。でも狭くそして気も使う仮設住宅じゃ無理がある。
私たちは、そんな飼い主さんの心に寄り添って、村に残る犬猫の給餌活動を行ってきました。
ある、給餌場所の白は、口内炎も酷くなり村での生活が厳しくなっていました。
そんな中、飼主さんが借り上げ住宅で 白を飼う決断をしてくださって、4年ぶりの飼い主さんとの生活がスタートしました。お母さんとの生活を一日一日ゆっくりと失った4年という歳月を取り戻すようにこの10か月間を過ごしましたが、先だってお星さまになりました。
★お母さんと過ごした白
震災4年が経ち、もともと年だった飼い犬飼い猫は限界を通り越しています。
飯舘村の方の中には 月日が経ち、様々な理由で帰村を諦める方もいます。
住めない状況で年月が経った朽ちていく家屋を取り壊しを決断する方もおり、その場所を居場所にしていた動物たちは厳しい寒さを耐え忍ぶ場所まで奪われてしまう状況もあります。
帰村しなければ、残されてしまうのは動物たちです。そういう決断をした時も、飼い主さんに寄り添っていることで、里親募集や給餌継続など様々なアドバイスが出来る立場でいることが出来れば犬も猫も幸せになれるのではないだろうかと思い活動しています。
様々な問題が山積している中での活動です。一筋縄ではいかないことが多いですがこの村に残されている子達が幸せに生きる方法を模索しながらこれからも活動していこうと思います。
<ご支援くださっているみなさまへ>
飯舘村での活動を応援してくださってありがとうございます。
震災から4年以上が経ち、周りの景色や除染 人の思いは変化しても
犬猫は今も人のいない村で明りの無い中で飼い主さんを待ち続けています。
いつまで続くか全く見当もつかない活動です。
それでも私たちは、この村に残されている犬猫を一匹一匹
どういう形であれ快適に、そして幸せに過ごせる一助となる活動をしていきたいと
心がけて行っていきます。
皆様にはお力を頂いて、沢山の数の避妊去勢も実施することが出来ました。
★TNR
これからも、戸惑ったり、つまずいたり、色々な出来事と遭遇することもあると思いますが
自分を信じて まだ、走らせていただきます。
まだまだ問題が山積みですが、動物たちのために頑張らせて頂きますので
よろしくお願いいたします。
「Jupiterの会」
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