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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年04月08日

「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さまの活動レポート(2015-16前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:鎌倉市内

当会は鎌倉・逗子・葉山で活動しています。年間約100件の様々な相談に対応しており、2015年は野良猫のTNR(野良猫の捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻す)を約200頭、活動中に保護した猫の譲渡を約40頭行っています。

今回は、病気を乗り越えて優しい里親さんに巡り合った猫の紹介です。

下半身麻痺から回復した三毛(アクアちゃん)
今年の春先に鎌倉市浄明寺で9頭の野良猫を手術しました。鎌倉市には、山の中に細い道が続いてその両側に住宅が並んでいる場所がたくさんありますが、ここもそんな場所のひとつでした。

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捕獲・不妊手術をした時のアクア

TNRが終わって3か月ほど後に「三毛猫の後ろ足が両方ともまったく動かなくなっている。助けてもらえないか」との連絡が入りました。両足が動かなくなるのは交通事故で脊椎を損傷したなど回復が見込めないケースが多く、嫌な予感がしましたがとにかく猫をすぐに病院へ搬送しました。

「検査してみないと分からないが、回復は難しいかもしれない。最悪の場合は安楽死も・・・」と先生に言われましたが、その日はとりあえず入院させて様子を見ることになりました。しかしレントゲンでは脊椎の損傷は見つからず血栓も確認できなかったこと、また食べて排泄もできることが分かったことから希望が見えてきました。そして足の引きずり傷治療のために抗生剤の投与を続けていたところ、まったく動かなかった両後足が少しずつ動くようになってきたのです。

1週間の入院でよろよろと歩けるくらいに回復し、その後は会員宅で保護・療養していましたが、数週間の療養の中でだんだん足が動くようになることがうれしいのか、ゴロゴロすりすり甘えるようになりました。先生と経過観察をしていった結果「髄膜炎などの感染症による麻痺だったのだろう、足は元通りに回復する」との判断に至りました!

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徐々に回復して自分で座れるようになりました。

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足を引きずっていた時にできた傷も小さくなってきました。

服薬もリハビリも頑張るとてもかわいい子なので、里親さんの募集も行うことになり、幸いポスターを見て連絡をくださった方とご縁があって、家族として迎えて頂きました。

くまお君になった保護猫
このブログの2014年09月20日に掲載して戴きました当会の活動レポートの記事の最後に「脱腸だった猫」の里親さんが見つかったと書きました。ご存知の方もおられると思いますが、その後すっかり有名猫になっています。是非リンク先をご覧ください。

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保護した際に去勢手術と一緒に脱腸治療の手術を行い、
お腹に太い包帯を巻かれてパンダ状態に・・・
「ilove.cat」の「【有名猫さんに会ってきた!】 第九回:ちょっぴりビビリで気のやさしい、愛されキャラ「くまお」編」に里子に迎えて頂いた後のお話が載っています。警戒心が強かった猫が少しずつ里親さんと心を通わせていきます。記事の中にリンクがありますが、インスタグラムもとても面白いです。

<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援頂き、ありがとうございます。記事の中の「アクアちゃん」も「くまお君」も治療せずに放置していたらきっと生きられなかった猫です。TNRの手術費用やケガ・病気の医療費は餌やりさんや周囲の方に負担をお願いしていますが、必要な費用が集まらないケースが多くあります。ご寄付によってこうした場合でも治療・手術ができています。


「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」
http://nekohotspprt.jimdo.com/
http://blog.goo.ne.jp/nekohotspprt (活動ブログ)
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