フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:兵庫県西脇市
(8頭の子猫が捨てられた場所。夜は10℃まで気温が下がっていました)
10月中旬、寒い夜に8頭の子猫を保護しました。スーパーの駐車場へ男性が捨てにきて、この子達は3日間も寒さと飢えに苦しんでいたようです。兄弟で身を寄せ合って寒さをしのぎながら、なんとか命を繋いでいました。連絡を受け私たちが到着した時にはひどく衰弱している子もいました。
(保護した日の子猫たち。体は氷のように冷たくなっていました)
冷えきった体を温めて、回復を祈りながら夜中も一生懸命にお世話しました。症状の重い子はすぐに入院しました。最初の一週間はどの子も命が助かるかどうかわからない厳しい状況が続きました。
(保護して6日目の子猫たちです)
その後、少しずつ食欲が出てきて入院していた子も退院でき、やっと生きる希望を持てるようになりました。体重が増え表情がしっかりしてくると、兄弟で遊ぶ余裕も出てきました。500グラム前後だった体重が3週間で1000グラム前後まで増えました。血液検査やレボリューション、一回目のワクチンも無事に終えることができました。
(保護時1番衰弱していた「うっちー」がこんなに元気になりました)
中には体の弱い子もいて今でも心配はありますが、ここまで無事に命をつなぐことができました。つらいことがあった分、これからはいっぱい楽しい事、嬉しいことを知ってほしいです。まずは強く育つように、そして素敵な里親さんに巡り会えるように、私たちもがんばりたいと思います。
<ご支援くださっているみなさまへ>
今年の秋、子猫だけでも16頭を保護しました。寒さと飢えで生死を彷徨った子もいました。みんな心無い人に捨てられた子達です。そんなつらい想いをした動物たちですが、応援してくださるみなさまのお優しさに支えられ、命を繋ぐことが出来ました。中には「家族に迎えたい」と優しい声をかけて頂いている子もいます。
また、保護している大勢の高齢の子達も、持病のある子達も、みんな生きる希望を心いっぱい持っています。この子達が寿命を全うするまでしっかりと寄り添いお世話し続けられるのも、応援して下さるみなさまのおかげです。
みなさまへの感謝の気持ちを忘れず、これからも言葉なき動物たちの力になれるよう、精一杯頑張ります。小さな会の小さな動物たちを応援してくださり、本当に有難うございます。
「一般社団法人 西脇動物の命を守る会」
http://orange.zero.jp/zbf18744.boat/