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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年04月14日

「動物いのちの会いわて」さまの活動レポート(2015-16前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:岩手県岩手郡雫石町

 一昨年の法改正以降、適正な理由がなければ保健所が動物を引き取らないということから、会への保護依頼が急増しています。そのほとんどが飼い主のいない猫への無責任な餌やりが原因で子猫が産まれたという案件です。一件ごとに親猫の避妊を援助し、子猫の里親探しを行う活動に力を入れています。終わりが無いような活動ですが地域との連携や深まり、飼い主のいない猫を減らし猫好きの方を増やす活動だと感じています。
この間のもう一つの特徴は、高齢の方や病弱な方からの緊急レスキューが多いことでした。
高齢者社会が進む中で、一人暮らしの高齢者は介護施設などへの入居を勧められても動物が気がかりで入居の決断が出来ません、そのうち飼い主が亡くなり動物たちだけが取り残されてしまうケース。また心のケアにと医療機関から勧められて動物を飼ってはみたものの、経済面や鳴き声などで近隣住民とトラブルになり動物を手放さざるを負えないケースなども多くなっています。そして、なぜかこのようなケースは多頭飼いの場合が多く、引き取り数は一挙に増加します。

 被災地に50代のお孫さんと住んでいた92歳のおばあちゃんが亡くなり6匹の猫が残されました。退職して介護にあたっていたお孫さんは農閑期の冬場は仕事がなく、地域の人達に誘われ急遽、福島の除染の仕事に出稼ぎに行くことになったと、7匹の猫の保護依頼が来ました。東北の田舎で不妊やワクチン接種をきちんと施され大事に飼われていたおばあちゃんの猫。どんなにか別れが辛かった事か、おばあちゃんの愛情を考え引き取り保護を決め、現在里親募集中(2015年10月末日現在)です。どの猫ちゃんもとってもフレンドリーです。

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 緊急レスキューも沢山あります。
県南の北上川支流の川に中型の犬が落ちて上がれなくなっているという市民の通報で、消防署のレスキュー隊が出動。無事救出され保健所に収容されました。それを見ていた市民からいのちの会に保護依頼があり保護して来ました。大きな乳腺腫瘍があるメスの高齢犬でした。早速乳腺腫瘍を手術し「りぼんちゃん」と名づけこちらも里親募集中(2015年10月末日現在)です。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援ありがとうございます。
行き場の無い動物たちが1匹でも多く救われるよう、スタッフ・ボランティア一同がんばります。
引き続きのご指導・ご支援をよろしくお願い致します。



「動物いのちの会いわて」
http://www.inochinokai.com/
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