岩津さんに聞く!
2016年04月29日
みにゃさま、こんにちは。
今日はいつもと少し趣向を変えて、私の大好きな島のお話をさせていただきます。
私たちがコミュニケーションできるのは動物たちとだけでなく、木々やお花ともお話ができることをお伝えしたいと思います。
昨年11月にお仕事で呼んで頂き、一目で恋に落ちた宮古島。
こんな場所が日本に、いえ地球上にあっただなんて!と驚くと共にうれし涙があふれました。遥か昔の隅々まで美しく生命力あふれる頃の母なる地球の姿がそこにはありました。
風、海、空、音、生き物たち、人、すべてが優しい宮古島。偉大な何かに守られている島。これも昔から地元の方が守り続けてこられたからこそ今もあるこの姿なのでしょう。
今回は、そんな宮古島で私が経験した動植物たちとのあれこれを皆さんにシェアしたいと思います。
まずこちら。「お母さん」と呼んでいるガジュマルの木。仲よくしてもらっています。
宮古島ではあちこちで見かけますが、ガジュマルはすべてがご神木(だった?)だと地元の方に教えていただきました。彼女と初めて会った時、鳥や昆虫がこの木に集い安心して休んでいる姿を見てみんなのお母さんのような存在だと思いました。ちょっぴり恥ずかしかったのですが、「お母さんって呼んでもいいですか?」と聞くと、「みんなそう呼んでるわ」と優しく微笑み、みんなにそうするように私を包み込んでくれました。
そして恐れ多いのですが、「お母さんみたいになりたいです!」と言うと(まるで告白ですね)、ふふっと微笑みまた私を抱きしめてくれました。彼女のお役目は「培い養うこと」、彼女のしあわせは「みんなの心の平和」と教えてくれました。
お花たちもいつも笑っています。
「ねえ、ちょっと来てもらえるかしら? もっとそばに寄って。」と話しかけてきたこのお花。
こんなに積極的でオープンなお花に会ったのは初めてかもしれません。どのお花もこのようにオープンで気さくに話しかけてくれました。しかしこのお花、ちょっと来てと言われたから近寄ったのに、「ちょっと待ってね」と長ーい待ち時間。と、突然キラキラの笑顔で私を見ます。その美しさを私に見てほしくておめかししていたようです。男性がおめかしする女性を待つ気持ちを初めて味わいました...
こちらはヤシの木。
目の前を通るとヤシの実がぼてっと落ちたので拾って、「落ちましたよ。」と差し出すと、「落としたんです。」と言われました...。そうですよね、いらないことをしてしまい失礼しました、ヤシの木さん。
新月に合わせ友人・知人たちと宮古に集まった時の事。その中の一人、ピアニストの津田 崇博さんが演奏をして下さった時にステキなことがありました。彼がピアノを奏で始めると、ゆっくりと朝日が大地を照らすように、会場が純粋で優しい場に変わっていきました。彼の純粋な心が音に乗り、私たちの心深くに届きます。
と、なんと小鳥たちが続々と集まり、ピアノに合わせて歌い始めたのです! 蝶も集まり音に合わせ踊り、トカゲや大きな鳥もうっとり聴いています。(蝶は気の良いところに集まるんですよ)
ふと気づくと風も踊っています。そしてなんとなんと、ガジュマルのお母さんも来てくれたのです(もちろんエネルギー体での参加です)。お母さんは彼の元へ一直線に行き、その肩に何かはおりもののようなものをそっとかけました。安らぎを彼にプレゼントしたように思いました。
こんなにも自然界の仲間たちが集まってきてくれるなんて今思えば驚きですが、その時はとても自然なことのように感じました。大昔はこれが当たり前だったのかもしれませんね。
宮古島だからこそ、そして純粋な心を持った方の演奏だからこそこの出来事が起きたのでしょう。人ひとりひとりの心の美しさ、純粋さ、しあわせは自然界のしあわせに直結していると確信した出来事でした。みんなのしあわせは地球のしあわせ、ですね。
もうひとつステキな出来事がありました。
新月ということで夜にガジュマルを囲んで皆で瞑想をしました。参加者のおひとりが数を数え、それに合わせて呼吸をするという瞑想をしたのですが、その方が数を数えはじめると何やら地面でざわざわ芝をかき分け何かが集まってくる音が聞こえます。
私たちの近くでぴたっと止まりじっと瞑想に参加しているのがわかりました。蛇さんでしょう。蛇さんも瞑想好きなんですね^^ そしてミヤコヒキガエルも後に続き、空からはヤエヤマオオコウモリが参加。お猿さんのように大きくもふもふでお目々はまんまる。じーっと逆さのまま参加していました。
人間が気持ちいいことは動物たちも同じように気持ちいいのでしょう。夜の瞑想で真っ暗だったのですが、私にはなぜかその場がお昼間のように明るく見えました。
瞑想時のその声が何とも言えぬ心地よさ。まずは人間がうっとり心地よく瞑想に入り、その心地よさや場の気の良さに反応して動物たちが集まってきたのではないかと思うのです。一旦瞑想が終わり、ぶら下がっている大コウモリに、「この後も参加する?」と尋ねると心地よさにぼーっとしていたのか、瞑想明けだからかキョトンとしていました。
ピアノ演奏に続き、音の力を再確認した出来事でした。
こちらは沖縄の天然記念物の宮古馬。
どこからどうみても優しいですよね。魂の状態は外側・外見に出るものです。挨拶すると皆駆け寄ってきてくれました。側にいるだけで、触れるだけで温かい気持ちになります。
宮古島の魅力を挙げると止まらないので、今回はこの辺りで。皆さんも、自然とつながった素敵なお話があったら聞かせてくださいね。
地上の楽園のようで、きっとその場にいることが心地好くて、みんな集まって来たのですね。
パワースポットは、その地で生きるものをお互いに尊び、分かち合うことで作り出せるのだと感じました。
そんな場所が、もっと世界中に増えますように、まずは私にできることから一つ一つしていきたいと思います。
素敵な旅のお便りを、ありがとうございました。
by さっちゃんママ 2016-05-01 18:46
>さっちゃんママ 様
地上の楽園、まさにそうですね。そして私も同じ思いです。
読んでいただきありがとうございます。
by 岩津 2016-05-02 18:59
地上の楽園 いいですねのんびり過ごす時間 そこの一日は都会で感じる時間よりはるかに長いように思います。
by しげちゃん 2016-05-05 10:12
うっとり…としか言葉が出ません。
優しい優しいお馬さん、お写真プリントアウトして飾っておこうと思います
by C 2016-05-06 08:33
>しげちゃん様
不思議ですね。時間の流れが変わります。
by 岩津 2016-05-07 11:33
>C様
私も思い出す度うっとりです。お馬さん、ありがとうございます。
by 岩津 2016-05-07 11:39
いろんな生き物は転生しますが、木もしますか?
by ニケ 2016-05-09 12:38
>ニケ様
木のことはわかりませんが、次回宮古島に行った時にお母さんのガジュマルに聞いてみますね^^
by 岩津 2016-05-09 17:27
ありがとうございます。楽しみが増えました(((o(*゚▽゚*)o)))
by ニケ 2016-05-10 16:31